なんでやねん日記

なんでやねんです

ハロプロ研修生の「Hello! Project 研修生発表会2020 ~夏の公開実力診断テスト~」を見た

恒例「公開実力診断テスト」の感想です。昨年は人生の都合で参加できず、2年ぶりの観戦となりました。

本来は毎年5月に中野サンプラザで行われているこちらのイベントですが、2020年は新型コロナウイルスの影響により開催が夏に延期。さらに、コットンクラブからの生配信という異例のイベントとなりました。

発表順を決める動画はこちら。

研修生それぞれのプロフィールはこちら。
ハロプロ研修生:プロフィール|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

というわけで早速、各参加者の感想を発表順にまとめていきます。

中山夏月姫/涙の色(℃-ute)/鈴木賞

かなりセクシーなホットパンツ姿で登場。赤を取り入れた気合い十分な出で立ちは℃-uteや鈴木愛理ちゃんの雰囲気を意識していそうでした。

トップバッターでかなり緊張していた様子ですが、立ち位置でスッとポーズを決めた瞬間に会場の空気が変わったのを感じました。さすが4回目の挑戦。

歌声は若干震えているようで伸びと抑揚がやや不安定でしたが、ダンスは指先の動きまで丁寧かつ軸がしっかりしているように見えましたし、女性らしいなめらかな所作も感じられました。例年、衣装含めたセルフプロデュース力の高さに注目していましたが、今年はパフォーマンス力もきちんと付いてきていたように見え、成長を感じました。ルックスも素晴らしい。これは言っても仕方ないことですが、順番が後ろのほうであればもう少し印象が違ったかも……。

豫風瑠乃/生まれたてのBaby Love(Juice=Juice)

本来ならアウトロに組み込まれているフェイクをイントロに持ってくるプロデュース力の高さにまず驚きました。

昔ミュージカルをやっていたということで、時々やや歌声が切れることはあれど、基本的にしっかり声がでおり、安定していました。サビ前に声が裏返っていたのは、緊張からなのか、はたまたファルセットが苦手なのかもしれません。

振り付けはおとなしめの曲ですが、パキパキと大きく踊っていて可愛かったです。成長が楽しみ!

橋田歩果/One Summer Night〜真夏の決心〜(カントリー・ガールズ)

ラジオでの相槌力と聞き力の高さ、耳を癒やすきれいな声に惚れ惚れしていたほっちゃん。歌声も優しくとても魅力的な声質でした。ただ声がやや細く、ウィスパー気味で高音が苦手そう。この曲キーがけっこう高いのと、Aメロ〜Bメロで音以上に言葉が多く、ブレスが大変そうだったかも。ダンスは本家と一緒のスタンドマイクを用いたもので踊り少なめなので評価しづらかったです。

ただキラキラと輝く目の綺麗さが印象的でした。とても真面目な子のような印象を受けるので、真摯に成長していく姿を見守っていきたいです!

植村葉純/Missラブ探偵(W)

Missラブ探偵好きとして嬉しい選曲な一方で、Wは加護亜依さんと辻希美さんの声質を生かしたユニゾンが映える楽曲が多いので、やや不安もありました。

不安は的中して全体的に声の小ささ、細さが気になり、一人だとやや物足りなさを感じました。緊張からか息切れや声が出きっていないようで、とても残念……。

しかし終始、キリッとクールな目が印象的でした。ビジュアルがとても美しく、声質もきれいなのでもっと歌って踊って場数を踏んだら、きっと見た目でもパフォーマンスでも、この曲も歌いこなせる日がくるはず!!今日の悔しさをバネに頑張って欲しいなあと思います。

米村姫良々/奇跡の香りダンス。(松浦亜弥)

イントロが鳴り始めた瞬間にパッと弾けるように輝き出す存在感、もはや研修生のものではないと感じました。早く新型コロナウイルス落ち着いて米村姫良々を華々しくデビューさせてあげてくれ!!!!!と思わせる、高い水準で安定したパフォーマンス。鳥肌が立ちました。いつもよりしっかりとしたメイクも、整った顔立ちによく映えていました。

りなぷーに「かなともに歌声が似ている」と言われ「よく言われます」と返す胆力も最高ですね。

毎年、パフォーマンスレベルは高いのに受賞に至らないところを、本人も気にしているのかもしれませんが、見た目はそう感じさせず、とことんステージを楽しんでいる雰囲気を出せているのは、本当にプロそのものだと思います。入賞するのはもちろん素晴らしいことだけれど、賞ではない別の評価軸で見てあげなくちゃいけないメンバーだと思います。

北原もも/都会っ子 純情(2012神聖なるVer.)(℃-ute)/宮崎賞

個人的に、楽曲に入り込む「演技力」の高い子が大好きなんですが、歌声、表情、仕草からその気配を感じました。セリフありの曲にしたの大正解!!!!!

太くてしっかりとした声質、クールだけれど芯を感じる強い眼差し、妖艶さを感じる表情を見ていて思い出したのは、山口百恵さん。

「2012神聖なるVer.」を選んだのは、イントロのダンスを見せるためだったのかな? 「ハロドリ。」でも溢れ出ている個性と自己プロデュース力の高さが光っていました。ユニット歌唱の「まっさらブルージーンズ」もすごく良かった。

村越彩菜/旅立ちの春が来た(スマイレージ)

真野恵里菜ちゃんのような、素直な歌声でした。透明感のある声質は、リズムや音程を鍛えるととても強い武器になりそう! 頭サビの伸びがとてもきれいでした。

ダンスも指先の動かし方がきれいで全体的に安定していたものの、突出したものが見えなかったのが残念だったかも? しかしこのまま鍛えたら間違いなくスキルメンに育ちそうなので、これからの成長が楽しみです!

西﨑美空/スッペシャル ジェネレ〜ション(Berryz工房)

カラオケでよく歌っている曲ということで、歌い慣れているのか雰囲気も柔らかめ。所々に垣間見えるつんく歌唱にしびれるとともに、笑顔がとても印象的でした。

ダンスも大きく踊れている一方で、歌・ダンスともにリズムが少し緩めかな?と感じましたが、そういうところはこれからどんどん伸びるはず! だし、そういうところより「チャラチャラチャラチャラ シルバー着けて」のフレーズに合わせて、スパンコール付きのフリンジでキラッキラの衣装を着てくる個性が何よりかけがえのないものだし、これからも大事にしてほしいなと思いました。

小野田華凛/「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?(Juice=Juice)/まこと賞(旧キャラクター賞)

1人で歌うのは大変なこの曲を選んでいる時点で、実力診断テストにかける華凛ちゃんの思いが伝わってきて、それだけで泣きそうになりました。

残念ながらサビで声が裏返ったり息切れだったりを起こしてしまいましたが、立ち上がりのよさ、サビまでの安定感は抜群で鳥肌が立ちました。こんなにしっかりと歌声を届けられる子だとは思っていなかった!

それだけに本当に残念だった……。ダンスもキレキレで小さな体を小さく見せないし、本人が課題にあげている表情も硬さを残しつつさまざまな表情に挑戦している様子が伺えたし、正直、サビ前までのポテンシャルで最後まで終わっていたら、私は小野田華凛ちゃんに投票していたと思います。

この経験がバネになれば、もっともっとパフォーマンスが伸びるはずだし、体がもっと大きくなれば歌もダンスも安定するはずだし、成長した華凛ちゃんを想像するだけでハロプロの未来は安泰だな〜〜と感じます。それくらい可能性を秘めた子。これからが楽しみで仕方ないです!

窪田七海/私の魅力に 気付かない鈍感な人(モーニング娘。・光井愛佳)/歌唱賞

投票に迷った子の一人です。まずステージに現れた瞬間に、その振り切った王道ひらひらアイドル衣装に釘付けに。そして歌い出した瞬間の跳ねるような歌声とダンスにぐぐっと引き込まれました。

加入当初はリズムが怪しい印象がありましたが、今日はとっても安定していて成長を感じました。

何より「この曲の魅力を伝えよう、この曲で自分の良さを見てもらおう」という気持ちが隅々にまで込められていて、見ているこちらが幸せになるパフォーマンスでした。

「食の改善」を行ったということで、その成果か体のラインが劇的に変化していて(健康な痩せ方ならいいな!!!と思う心配性オタク)。そういうところからも本気を感じました。とっても体のラインが美しかった。

本人はかわいい物好きで、私服などもガーリーな一方で、実力診断テストではこれまで「わがまま気のまま愛のジョーク」「恋愛ハンター」とかっこいい系の楽曲を選んでいるのが不思議でしたが、おそらくそれは、実力診断テストの傾向を分析し対策したからだったのかな〜。真面目な子なので……。逆に今年はかわいい系の曲を歌う子が少なかったので印象に残りましたし、本人の潜在能力ともばっちりマッチしていたと思います。

平山遊季/Come with me(こぶしファクトリー)

30期の中でも歌がうまく、パフォーマンスが安定しており、いち早く帯同メンバーに選ばれていた実力者。選曲からも挑戦の意思を感じました。

かなり難しい曲だけにドキドキしながらパフォーマンスを見ていましたが、太さを感じさせるしっかりとした歌声と、きちんと締まっているリズムにレベルの高さを感じさせました。ワンハーフなのがもったいないくらい……。

激しい歌だからか動きはやや小さめでしたが、指や目線の使い方が美しく、クールビューティーなルックスも相まってとても魅力的でした。しかも時々見せる笑顔がなんとも蠱惑的で……。知れば知るほど魅力にハマる子です!

楽曲の強さに負けないパフォーマンスだと思いました。賞は逃しましたが、間違いなくデビューに近いメンバーだと思います。

斉藤円香/今夜だけ浮かれたかった(つばきファクトリー)

力強い曲かつ一人で歌うのはなかなか困難な曲だけにハラハラしていましたが、卒なくこなしていてパフォーマンス力の向上を感じました(もともと安定したパフォーマンス力がある子ですが)。左右にステージを大きく使っていたのも印象的でした。Whiteberry風のカジュアルに着崩した浴衣衣装も、等身大の現役高校生らしさが出ていて、この曲の主人公になりきっていたように思います。

ダンスが飛んでしまったということで、まき先生からかなり厳し目の叱責があり本人も泣いてしまっていましたが、いや、見ている方はぜんぜん気づかなかったよ……!もちろん、覚えたことを発揮できないのはプロとしてよくないということで怒られたのだと思うのですが、それでも失敗を感じ取らせない機転の効いたパフォーマンスだったと思います。まき先生の厳しい言葉は、期待の現れだと思いたいな……。個人的にも大好きなメンバーなので、これからも応援していきます!

江端妃咲/21時までのシンデレラ(Berryz工房)

ここにきて、不安視していた配信トラブルが発生。1回目のパフォーマンスは音声・映像ともに途切れ途切れだったため、もう一度パフォーマンスすることに。

配信トラブルは仕方ない(いやできるだけ頑張って欲しいけど起きるときは起きる)とはいえ、こういうイベントでもう1回パフォーマンスするってそれだけで企画の趣旨がブレちゃうし、リテイクが「公平」だとは思えないし、なによりえばちゃんがかわいそう……という気持ちでいっぱいでしたが、突然の再パフォーマンスにも関わらず、切り替えて元気いっぱいに歌い踊ったえばちゃん最高でした……。

この歌は船木結ちゃんの印象が強いのですが、その印象を打ち消すくらい元気いっぱいで明るい歌声に、見ているこちら側も心が明るくなりました。決してリズムや抑揚がいいわけではないんですが、よくマイクに乗るしっかりと澄んだ歌声が印象的。跳ねるダンスも研修生らしさがあり、何より笑顔が最高にかわいい。

アクシデントを自分のものにできていたと思います。とっても好きなお顔立ちなので、これからも見守りたい……。

為永幸音/抱いてよ!PLEASE GO ON(後藤真希)/ダンス賞

ガチ選曲から漂うしおんぬの本気度、ひしひしと感じていましたが、期待を裏切らない、いやそれ以上のパフォーマンスでした。

左右に大きくステージを使うところ、カメラの向こうを意識した目線の使い方、チャームポイントである「優しい笑顔」を封じた表情、ピンヒールで踊るゴリゴリダンス、サビ前に取り払う腰に着けたスカーフ……すべてが「ベストパフォーマンス賞」を狙いにいっていて、その真摯さ、真っ直ぐさに心を射抜かれました。真摯な子が好きなんだ……。

最後の「愛をください」もめちゃくちゃ伸びがきれいで、最高の出来だったのではないのでしょうか。

しおんぬ、研ユニに選ばれなかったの、きっとめちゃくちゃショックだったと思うんです。でもその悔しさが、今日のパフォーマンスにつながっていたと思います。新しいグループか、はたまた既存グループか、どちらかはわからないけれど、早くデビューできるといいね。できると思います。

投票するかどうか、めちゃくちゃ悩みました。

松原ユリヤ/赤いイヤホン(アンジュルム)/勝田賞

12歳にも関わらず、すでに3回目の出場となるユリヤちゃん。抑揚や表情の変化に課題を感じる一方で、確実に成長しており、特にリズムの良さは光るものがあると思います。「イヤフォン」「ワイヤレス」の発音がめっちゃかっこよかった。

いやもう、そんなことより何より、最後の紙テープでしょ。素晴らしすぎる。ハロプロ研修生という場に3年いて、この個性が色あせていないことが何よりもの魅力だと思います。

キャラクターはこのまま、スキルを伸ばしていってほしいなあ。これからも楽しみに見守ります。

山田苺/SHALL WE LOVE(ごまっとう)

今回、一番成長に驚かされたのがいちたんでした。これまで、私が見てきた実力診断テストでのパフォーマンスは、お世辞にも「良い」とはいえないものでした。キラリと光る個性はあるものの、ステージ上で音程やリズムが迷子になる点は、ハロー!プロジェクトというスキル重視の集団では致命傷のように感じていました。

しかし同期が続々とデビューする中でもコツコツと頑張り、研修生発表会でも見せ場を増やし、確実に成長してきたいちたん。今日、その成長がでっかく花開いたと感じました。

こんなにリズムも音程も安定するようになって、長い手足を上手にさばくように踊っていて、なんかもう、ハロプロ研修生の素晴らしさが今日のいちたんにギュッと詰まっていました。感動しました。目線の使い方も素晴らしかった。

ここにくるまで、本当に苦労したし苦悩したと思います。今日、賞が取れなかったことも、彼女をまた苦しめるかもしれません。それでも、少なくとも私には、またステージ上で輝くいちたんを見たいなと思わせてくれました。

投票するかどうかも悩みました。

石栗奏美/リゾナントブルー(モーニング娘。)/ベストパフォーマンス賞

私が今年投票したのは、石栗奏美ちゃんでした。

もともとポテンシャルは高い方でしたが、得意なダンスはもちろんのこと、苦手だった歌唱をさらに伸ばしてきたのは驚きました。がなりとファルセットをバランスよく使えていたと思います!長いスカートの裾を使ってダンスの動きを見せたり、細かいリズムを取っていたり、ステージを左右に大きく使っていたりと、見せ方もとても上手。曲がもつ女性の柔らかさもきちんと取り入れられていると感じました。振り付けも自分で考えたなんて、向上心の塊すぎる。最大の魅力である表情はもう言わずもがな。間違いなく射抜かれるやつ。

「ブルー」というワードが入った曲で、真っ赤なドレスを選ぶあたりも最高じゃないですか。そうなの、この曲はめちゃくちゃ燃えたぎってるのよ……。

毎年、何らかの賞は取りながらも、ベストパフォーマンス賞が取れない。キラリと輝く魅力とスキルを持っているのに、同期が先にデビューしていく。こんな環境、誰がどう考えてもつらすぎる。ひねくれたっておかしくない。

それなのに、ステージ上のかなみんはいつもキラキラを通り越してギラギラで、観客一人ひとりの顔をよく見て、ともに切磋琢磨するメンバーのことを気にかけて、いつでも真摯に、何事にも熱を込めて頑張ってきて……。こんな子がハロプロに来てくれたことが、もう何より最高です。

ベストパフォーマンス賞、おめでとうございます!!!早くデビューして!!!!!!

広本瑠璃/タチアガール(スマイレージ)

ステージに出てきた瞬間の華やかさ、生き生きとした表情、体の中心に芯が通っているかのように安定した体幹、リズムのよいダンス、さすがASH出身と思わせるクオリティーの高いパフォーマンスでした。

本人の可愛らしいキャラクターも、曲にぴったりだと思いました。実力診断テストでは近年、歌い上げる系やクール系の楽曲が披露される&受賞することが多いですが、そんな中で純度100%のかわいさを魅力いっぱいに振りまいてくれました。

全体的に甘くてかわいい歌い方でしたが、個人的には少し甘すぎる印象がして、そこだけが気になりました。この曲はかわいさと同時に、前を向く少女の爽やかさも同居していると思うので。しかしそんなところまで求めてしまうくらい、パフォーマンスの水準が高かったと思います。

るりちゃん、発表会でもいつもパフォーマンスが素晴らしくて目を奪われる子なので、これからも楽しみです。

総評

初挑戦の子が多く、もう少し不安定なステージになるのではと心配していましたが、多くの子が安定していて驚きました。一度延期になったことで、パフォーマンスをじっくり極められたのも一因かもしれません。こんな世の中で満足にレッスンも受けられなかったろうに……。特に地方の子は、今回東京に来るのだけでも大変だったと思います。親御さんも心配されたかと……。健康でいてくれることを願ってやみません。みんな素晴らしかったです。

一方でまことも話していましたが、無観客という独特な空間の中で突出したものを見せられた子は少なかった印象で、堅実にこれまで積み重ねてきたものを見せられた子が光っていたように思いました。

しかし本編もなんですが、審査タイム中のユニット歌唱、あれが素晴らしかった。ソーシャルディスタンスを守りながら最大4人のステージングということもあり、個々人のパフォーマンスをしっかり見れたことも大きいですが、何より歌って踊ることの素晴らしさを本人たちがひしひしと感じている様子が素晴らしかった。生命力にあふれていた。月並みですが、これが「尊い」ということだと感じました。

ハロー!プロジェクト全体がパフォーマンスの方向性を探る中、研修生だからこそできたパフォーマンスだったかと思いますが、緊急事態宣言以降、初めてハロプロの楽曲をグループで披露してくれたのがハロプロ研修生であったこと、いちファンとして嬉しい気持ちでいっぱいでした。

早く会いたいね……。

今回の診断テストはパッケージ化もされるということで、ありがとうございますありがとうございますこれからずっとお願いします!

Rainbow×2

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あ、最後になりますが、鈴木愛理さんの人間力の高さにも賞を贈りたいです。

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