なんでやねん日記

なんでやねんです

第20回ハロプロ楽曲大賞'21

今回は投票コメントをそのまま載せています。

www.esrp2.jp

■ 楽曲部門

1位:愛されルート A or B? / アンジュルム 3pt

まずはハロプロには珍しい(でも個人的には大好きな)三拍子のメロディーにぐぐぐと惹かれ、その次に気だるげに始まる笠原桃奈ちゃんの歌声が持つ「雰囲気」にやられました。あの歌声を出せるのはすごい。サウンドだけでもめちゃくちゃ好みだったのに、ボーカルがあんなに素晴らしかったらもう敵なし。

極めつけは落ちサビでアンジュルムメンバーが一列になって進んでくるあの迫力。気圧されて倒れたい。フルメンバーでのパフォーマンスを、もっと回数を重ねて楽しみたかった。それだけが残念。

2位:フレフレ・エブリデイ / BEYOOOOONDS 2.5pt

昨年の「ビタミンME」に続くKAGOMEさんとのタイアップ曲ということで、まずはKAGOMEさん、そして北野篤さんありがとうの言葉から始めさせてください。

どうしても落ち込みがちな昨今、BEYOOOOONDSの存在や楽曲、パフォーマンスはいつでもキラキラ明るく輝いていて、数え切れないくらい救われているなと感じます。BEYOOOOONDS×応援歌に勝るものなし。

個人的にはフォークロア調の衣装が好みど真ん中で悶ました。

3位:きみの登場 / ハロプロ研修生 2pt

2021年は待ちに待ったハロプロ研修生のアルバムの発売年! もう本当に待ちわびていましたありがとうございます……。今回も名盤といって差し支えない名曲揃いのアルバムの中で、「一番」を決めるなら、やっぱりこの曲だと思いました。

イントロの1音目からもう気分が高揚します。中島卓偉さんの楽曲ということで、初披露時は「大器晩成」を初めてハロコンで聞いたときの衝撃を追体験したような感覚になりました。歌詞も「ハロプロ研修生」が歌ってこそ輝く言葉ばかりだし、本当に最高。

今年はハロプロ研修生が大躍進の年で、現場にどんどん増えていくこれまでとは違った客層を見てはなんかもう胸がいっぱいでした。お願い、みんなデビューして……。

3-STARS

3-STARS

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4位:TIME IS MONEY! / モーニング娘。'21 [佐藤優樹、野中美希、横山玲奈、山﨑愛生] 1.5pt

アルバム曲、どれかは投票したいなと思って悩んでいたんですが、ユニット曲あるのがすごく嬉しかったので、やはりここは推しのいる楽曲にしてみました。そして単なる推し贔屓ではなく、メロディーや歌詞の言葉の並びもすごい好き。

「That's J-POP」なんてまあ大層なタイトルをつけて……と余計な心配をしていたんですが、本当に余計な心配でした。こういう楽曲があるのも含めて、まさにJ-POPといえる“ごった煮”の1枚に仕上がっていて、純粋に楽しかったです。

ただ言っても仕方のないことなんですが、やっぱりアルバムを引っさげたツアーが見たかった……。まーちゃんがパフォーマンスを牽引して、チェルがしっかり脇を固めて、よことめいちゃんが公演を重ねるごとにぐんぐん成長して千秋楽の武道館で集大成、という世界線を味わいたかった。

でも、こういう世界になったからこそ生まれたアルバムだとも思えるので、なんともいえないですね。

5位:だからなんなんだ! / つばきファクトリー 1pt

つばきのアルバム、すごくよかった!アルバムオリジナル曲の出来がすごくよくて、新メンバーを迎えてガラッと変わる体制の前にこのアルバムを出せたことに「集大成」みを感じました。

投票は小野田紗栞ちゃんのMVも最高だったこの曲に。リズムとテンポが好みすぎる。早く生で聴きたい……武道館でやってくれると思っていたのに……。

■ MV部門

1位:フレフレ・エブリデイ / BEYOOOOONDS 3pt

多幸感のあるMVを摂取したいのです。

2位:だからなんなんだ! feat. 小野田紗栞 (Music Video Solo Ver.) / つばきファクトリー 2pt

無限に見られる狂気。

3位:rescue / 鈴木愛理 1pt

ずっとかわいい。奇跡か。

■YouTube部門

今年、本当にぜんぜん追えなかった……。ので投票せず。1日48時間ほしい!!!!!!!

■ 推しメン部門

佐藤優樹

「モーニング娘。」になることを選んでくれて、続けてくれて、たくさん幸せにしてくれてありがとうございました。大好きです。

ハロプロ研修生の「Hello! Project 研修生発表会2021 ~春の公開実力診断テスト~」を見た

毎年恒例「ハロプロ研修生公開実力診断テスト」の感想です。昨年に引き続き今年も無観客・配信のみとなりました(今年こそまた現場で見れる!と思っていただけに悲しかった……)(この悔しさを忘れず、選挙は必ずいこうな、みんな)。

今年、まじで審査むずかった。在籍研修生のレベルが一律で伸びたときにたびたび「審査できね〜〜〜!!」となりがちですが、今年は中でも特に難しかったな……。去年は初参加だった30期が軒並み実力を上げているのを感じました。

というわけで早速、全員分の感想です。

有澤一華/SONGS(モーニング娘。)/ディレクター賞

初参加ですが、発表会でも存在感のある歌唱力を発揮していたので、楽しみにしていたメンバー。まず、プラチナ期を意識したであろうストーンキラキラの衣装が飛び込んでいて、この曲に対してのリスペクトを感じました。

イントロのダンスはかなり大きくて大胆。キックもめちゃくちゃかっこいい。助走がリズムを刻んでいてゾワッとする。歌は予想通り安定していて、パートにより歌い分けもしていてレベルの水準が高い。ただやっぱりトップバッターで緊張していたのか、伸び切らなかったり縮こまっているような箇所もあった。けど、たぶんそれはこの「SONGS」という破茶滅茶に難しい曲だから起きている“障害”であって、他の曲ならもっと安定したと思う。むしろこの曲でここまで安定しているのがすごい……。

表情もしっかり作り込まれていて「顔力」が強い。かと思いきや歌唱終わりのトークで、かりんちゃんに肌の露出を指摘されて「アワワワワ〜〜」となる素の表情もたまらない……。ちょっと抜けていて落ち着きのない素の動作と、パフォーマンスのかっこよさのギャップが好きな子なので、これからも見届けたい……。トップバッターでこれだけのパフォーマンスをできるのは、ほんと期待しかないです。

広本瑠璃/ドンデンガエシ(アンジュルム)/上野まり子 歌唱賞

フード付きの白いマントに身を包んで颯爽と登場したのがかっこよくて、思わず「BABYMETAL……」とつぶやいてた(広島アクターズスクール出身の子なので……)。頭サビでバサッと脱いでて、セクシーな黒衣装が現れたの本当にかっこよかった。ステージ上で早着替えする子は今までも何人かいたけど、このパターンは初めてかも。ステージングが練られていてよい。

そしてこの曲、めっちゃBPMが早くて、サビも2グループの掛け合いが特徴なので、そもそも1人で歌うような曲じゃない。けどしっかり声が出ていたし、安定して歌えていたことに驚き。サビは若干しんどそうでしたが、元々歌唱が若干ポヤポヤしていた印象があった子なので、ものすごく成長を感じました。ダンスは相変わらずかっこよかった。

前髪をあげた高い位置のポニーも、戦闘力が高いこの曲ぽくて、プロデュース力が高かったな〜。

村越彩菜/次々続々(アンジュルム)

これも1人で歌うような曲じゃない、のに、しっかり歌えていました。ラップ、セリフの歌いわけもすごくよかった。というか、あやなちゃんこんなにダンスうまかったっけ?イントロからリズムがしっかりハマっていて、見ていてとても気持ちのいい踊りでした。

まだまだ幼いので、曲に「歌わされている感」は少々ありましたが、それでも昨年と比べてグンと成長していたことに非常に驚いたし感動しました。たった10カ月でこんなに変わるの本当にすごい。他の30期が曲者揃いなので目立ちづらい子だけど、コツコツ伸びてきてるので今後も楽しみです。

西﨑美空/愛して 愛して 後一分(モーニング娘。)

いつもパッと明るくて元気のいい子!という印象のみくちゃんですが、今回はボディラインが出る衣装を選んで、セクシーさで勝負。まずはそのギャップがよかったです。

歌唱はやや跳ねているパートもありつつ、安定してました。けど、この曲もともとそこまで分かりやすい抑揚が落ちサビまでないので、一番しか歌えない実力診断テストにはちょっと向かなかったかも……?(元曲は高橋愛ちゃん筆頭に表現力バケモン揃いのメンバーが歌っているので1番だけでもやべえ、とはなるんですが)ダンスもしっかり踊れてはいましたが、ヒールの高さもあって、若干重心が安定していなかったかも。

しかしやっぱり声がすごく美しい。もっといろんな曲聞いてみたいですね。

平山遊季/Rockの定義(田中れいな)

歌唱力が高いので、楽しみにしていたメンバー。安定しつつ、がなりを入れるなどロックを感じる抑揚ある声色、それにあわせた表情がさすがでした。ダンスもしっかり踊っているからか音程がはずれるところがあったのと、サビの最後の伸びがガラガラっと濁ったのがもったいなかったな。でもそんなのどうでも良くなるくらい、ロックで良かった。

衣装はコンパクトなへそ出しショート丈トップスと、ふわっとボリュームのあるパニエの組み合わせがバランスよく、手足の長さを映えさせていてすごく好みでした。あとは何より、イントロで足でリズムをとってるのすごい「ハロプロ」でそれだけで好き!!ってなった。単独中野公演で故障していた足は治ったかな、よかった〜〜〜。

江端妃咲/VERY BEAUTY(Berryz工房)

努力の人。この10カ月の間にも着実に成長を見せていて、発表会では目を奪われる1人だったので、今回もすごく楽しみにしていました。この難易度の高い曲に挑戦する姿勢から、えばちゃんが目指している場所、そして精神力の「高さ」を感じます。

まずはあのりさこの歌い出し。ううううしっかり歌えてる。全体的に高音/ロングトーンが多い曲だけど、すべてきちんと歌いきれていました。曲中の振り付けは少ないけど、歌いながらしっかり指先まで丁寧に神経を通わせていてとても美しかったです。顔がいいメンバーが歌うVERY BEAUTYは最高だな!!

美意識が高くおしゃれなえばちゃんらしい韓国系のファッションもすごく似合っていました。自己プロデュース力の高さ、ステージに立ったときの華やかさが本当に唯一無二ですね。デビューする将来しか見えない。

植村葉純/大人なのよ!(Berryz工房)/みつばちまきダンス賞

昨年、悔しい思いをしたはすみちゃんのステージ。否が応でも手に力が入りながら見守りました。

途中、やっぱり声が震えちゃったり出切ったりしなかったパートもありましたが、よくやりきった! 難しい曲なのにリズムはしっかりとれていました。ダンスも裏拍で難しいのにしっかり踊れていました。というかはすみちゃんのダンス、リズムのとり方がすごくなめらかで、時折力強くて、すごくきれいなんだよなあ……。前の発表会で踊っていた「ふわり、恋時計」のダンスもすごくよかった。

去年のあのステージで挫けちゃってもおかしくないのに、ここに至るまでたくさん努力したのが伝わってきて、まり子先生と一緒に私も泣きました。いっぱい牛乳飲んで大きくなってね!

小野田華凛/Do it! Now(モーニング娘。)/上野まり子 歌唱賞

昨年はサビの大事なパートで声が裏返ってしまい、悔しい思いをしたであろうかりんちゃん。声変わりのタイミングもあって、苦戦している姿が「ハロドリ。」でも流れていましたが、今日は苦手な高音もしっかり出ているし、低音も響いているし、見ていて鳥肌が立つパフォーマンスでした。

Aメロのささやくような声もしっかり出ているし、どのパートもしっかり口が開いていて、しっかりメリハリがある。リズムもしっかり取れている。一朝一夕で得られるものではない、日頃からステージに立つことを意識してしっかり練習しているのがわかる、努力の証に手に入れた実力に感動しました。

投票に悩んだメンバーの一人でしたが、苦い経験を経て「歌唱賞」を取れたのは本人も嬉しかったことかと……。本当におめでとうございます!

松原ユリヤ/Are you Happy?(モーニング娘。'18)

リズムと音程は正確で、ダンスもパキパキ踊るので見ていて気持ちがいいんだけど、抑揚があまりないフラットさでちょっと損をし続けていたユリヤちゃん。

それが今回はどうですか……。Bメロの抑揚!!全体的に感情もしっかりこもっていて、表情もしっかり作れていて、一皮むけた印象を受けました。強めの外ハネアイラインも、端正な顔立ちに合っていてすごくよかったです。

何より「1人でも多くハッピーにしたい」という思いからアユハピを選ぶ個性は、ずっと変わらなくて、本当に良いと思います(多分他の曲のほうがもっと評価されたと思うんだけど)。いい意味でずっと「研修生」に染まらないのは本当に素敵です。

橋田歩果/Kiss!Kiss!Kiss!(Buono!)

(ちょっと昔の)原宿系はしほの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!その自己プロデュース力の高さが好き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!今回、みんなかっこよかったりセクシーだったりだったので、ここまで底抜けの明るい曲を歌ってくれたのはすごく印象に残りました。

高音/ブレスはちょっと辛そうだったけど、清涼感があり、透明度が高い声質はすごくBuono!曲にあっていたと思います。踊りは多くない曲だけど、指差しの先にちゃんとファンを意識しているような振り付けをがすごくよかったです。表情もよかった。お店で「一番目立つワンピースを選んだ」とか、一つ一つちゃんと理由や信念があるところなど、アイドルを「俯瞰」して自分に落とし込んでいるところが本当にすごい。グループアイドルには欠かせないキャラクターだと思うので、ぜひどこかでデビューして欲しい……。

北原もも/ブギートレイン'03(藤本美貴)/“元気にしてくれましたで賞”(まこと賞)

いや、もうすごいよ、ももものストイックさ。ずっと鳥肌が立ってた。

歌が得意なわけではないのに、最初の高音パートをしっかりこなし、その後も気を抜かず、しっかり踊りながらも苦手な高音をしっかり出してくる。原曲をちゃんとリスペクトして研究し尽くしているのが伝わる歌い分けと表情。

得意なダンスは終始跳ねて楽しそうで、でも細かなリズムがしっかりとれている。長い足をきれいにさばいていて、なめらかにステップを踏んでいる。よかった点を上げるとキリがないんですが、あえて一つにまとめるとすると「プロ」のステージをちゃんと意識していて、その意識が1つ飛び抜けてる、ところでしょうか。

今年の投票は悩んで悩んで、本当に決められなくて、直感に頼ることにして「鳥肌が立っていた時間が一番長いメンバーに入れよう」と思い、もももに投票しました。BP賞には選ばれなかったけど、これからも、ももものステージを楽しみにしています。

中山夏月姫/記憶の迷路(High-King)/準ベストパフォーマンス賞

かりんちゃんとももも、そしてなつめが、今年最後まで投票を悩んだメンバーでした。

まずは歌い出しの「あ」の吐息ボイス。もうこれだけで、この曲のことをとっても研究してきたんだなというのが分かりました。

去年の実力診断テストですごく伸びを感じさせてくれて、その後も努力を重ね、発表会ではオーディションでソロパフォーマンスも勝ち取っていたなつめ。元々、歌が得意!というわけではないはずなのに、今回さらに伸ばしてきていて、ここまで歌えるようになるなんて……と感動しました。感情の入れ方とパフォーマンスを淡々とこなす冷静さとのバランスも素晴らしかった。ダンスも女性らしいやわらかい動きが得意ななつめらしさが生きる曲で、本当に良かったです。表現力の高まりを感じました。

もももと同様に「人に見せること」をちゃんと意識してるメンバーだと思いました。すごくきれいだった。つらいことや寂しいことがあってもめげずにやってきた人の強さを感じました。

準ベストパフォーマンス賞、おめでとうございます!

石山咲良/Magic of Love (J=J 2015Ver.)(Juice=Juice)

は〜〜〜〜〜ハロプロはまだまだ安泰だぞ〜〜〜〜〜! と思わせてくれる、絶対的エース力のあるメンバー。

難しい曲が難なく歌えていて、レベルが高い。もともとJuice=Juiceというすごうま歌唱グループが歌いこなしてる歌なので、どうしても比べてしまうけれど、それは単純な「場数」の違いであり、むしろ初参加なのに「そのレベル」でみてしまっている自分にびっくりしたり……。

本人が生まれながに持ち合わせている明るいオーラにぴったりな選曲だと思いました。ダンスは、全体的に動き少なくて淡々としていて評価しづらかったな。イントロが手叩くだけだったのはちょっとさみしかったかも。

豫風瑠乃/この世界は捨てたもんじゃない(Juice=Juice)/ベストパフォーマンス賞

いや〜この歌唱力で最後って、もう賞を取ってください!と言わんばかりの采配ですね……。そういう「引き」の強さも実力のうちだと思います。

まず、最初のかりんちゃんの高音がスッと出ていることにビビる。歌い出しからの安定感がすごいし、時々交じるめちゃくちゃな高音と地声の行き来もそつなくこなしてる(ように見せられる、努力の積み重ね)。ミュージカル出身の長所が生きる選曲だったと思います。途中、田村芽実ちゃんが歌っているのかと感じるようなところもありました。清々しい表情もすごくよかったです。

残念だったのは歌に重点を置いているからか、ダンスが少しさみしかったところかな。すごく秀でている子なだけに「子役感」から抜け出すのが難しそうですが、そこから一歩飛び出ることができたら、すさまじいパワーを発揮できるメンバーになりそう。もっとロックだったり感情がヘビーな曲も聞いてみたいですね。

ベストパフォーマンス賞受賞、おめでとうございます!!!!

総評

最初にも書きましたが、30期の伸びが本当に素晴らしいですね。31期の一華ちゃんとさくらちゃんも前評判通りのよさでした。

しかしその中でも、最年長になったなつめ、同期のデビューが決まったユリヤちゃん、かりんちゃんと長年コツコツと研鑽してきたメンバーがここにきてしっかり実力を伸ばしてきていて、本当にハロプロ研修生は素晴らしいな、と思う最高の実力診断テストでした。

配信トラブルもありましたが、無事終わってよかったです。

6月の発表会が楽しみだな!


いや〜しかしハロプロ研修生すげ〜な〜と思ったあとの宮本佳林ちゃんの圧倒的なパフォーマンス力な……。すごすぎて笑ったわ。研ユニもすごくよかった。デビューに向けてしっかり準備しているのを感じました。

今年も素晴らしい催しをありがとうございました。

2020年


2018年


2017年


2015年


2014年

第19回ハロプロ楽曲大賞'20

今回も投票コメントのメモ兼ブログで今年のハロプロを振り返ろうということでやっていきます。ところどころブログ用に加筆しています。

www.esrp2.jp

■ 楽曲部門

1位:Borderline / Juice=Juice 3pt

Borderline

Borderline

  • Juice=Juice
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

2018年の秋に初披露され、その楽曲力の高さにファンからアツい支持を得ながらもJuice=Juiceあるある「名曲がなぜか音源化されない」でようやく2020年4月に音源化されたこちらの曲。

初めて聴いた瞬間、「これこそJuice=Juiceファンクの真骨頂!!!!!今年の楽曲大賞1位間違いなし!!!!!」と大興奮して早2年。とにかく音源化されたことが嬉しい……。そしてようやく楽曲大賞1位に投票できたよ……。

Juice=Juiceはメンバーのスキルの高さゆえにいろんな楽曲を歌いこなせるけれど、結成当時から応援している身としては、やっぱりファンクがしっくり来ると思っていて。新しい一歩を踏み出す女の子の前向きな感情を表現している爽やかな歌詞も、周りに対してつよつよな態度で臨むのではなく「あくまで過去の“自分”との決別と決意」であるところが、ストイック集団なJuice=Juiceらしくて好きだなあと思うところでもあります。

カラオケで歌うとめちゃくちゃBPM早いしリズム取るのも難しいし、これ歌いながらあんなバキバキ踊ってるのどういうこと????????となりますが、この楽曲を任されるところも、Juice=Juiceだなあと。作詞作曲した星部ショウさんのライナーノーツを読むと、そのあたりのグループへの信頼度が感じられてとてもよいです。フィロのスの楽曲に影響されたというのもいい話。

www.hoshibe.com

2位:ビタミンME / BEYOOOOONDS 2.5pt

2020年は本当につらい1年でした。これまで「当たり前」に楽しんでいた物事が、あまりにも突然に「当たり前」でなくなってしまうことが、こんなにつらいことなんだとしみじみ感じました。

そんな中で聴く、こういう底抜けに明るい楽曲にどれだけ救われることか。好きな音楽に触れづらくなった悲しさを癒やしてくれるのもまた、同じ音楽なんだなあと。BEYOOOOONDS全体から溢れ出ている幸福感ともすごくマッチしていて、本当に素敵な応援ソングだと思います。いつか現場で力いっぱい「みいみ!」と叫びたいですね。

そしてまたまた「靴ぞこ減り方 付き合う友だち ついつい偏りがちだけど」という最高の歌詞を生み出した名フレーズ製造者・児玉雨子さんにキューブをアゲタイデス。

3位:Va-Va-Voom / Juice=Juice 2pt

Juice=Juiceあるある(以下略)でまたなかなか音源化されないかもな……と思いましたが、初披露が2019年12月、音源化が2020年4月と意外と早かった!よかった〜〜〜!!

ギターリフがめちゃくちゃかっこいいロックなメロディーだけど、ヒップホップぽさもあり、韻を踏んだ歌詞がとても心地よい1曲。イケイケAメロからのBメロのエモいメロディー、そしてサビに向けてどんどん強くなっていく展開もすごく気持ちよい。落ちサビ前も、宮本佳林ちゃんの切ない高音の歌声にマッチしてすごくかっこいい。

コンパクトを開いてファンデーションやリップ、マスカラを塗る仕草をするイントロの振り付けも好きで、全方位好きな曲です。

4位:ミラー・ミラー / アンジュルム 1.5pt

ダンサブルなディスコメロディーが大好きな人間なので、もちろん大好き!としか言いようがない曲。平田祥一郎先生、いつもありがとうございます!!!!!!

上國料萌衣ちゃんがラストですべて持っていく「君が見抜いて」ももちろん最高ですが、個人的には落ちサビの笠原桃奈ちゃんの「マスカラ落ちてる…」が好きです。3点リーダーが入っているところが最高です、児玉雨子先生。

なお「Va-Va-Voom」に続き、同じShusuiさんの楽曲ということで、まんまと「ツボ」を押された感。幅広い系統の曲を書かれている方ですが、Juice=Juiceやアンジュルムと相性が良さそうなので今後もぜひこの路線で楽曲提供を……!

ただ、ミラー・ミラーという「鏡(反射・反転するもの)」をモチーフにした曲なので、4:4で対になる振り付けになるのはわかるのですが、MVを見た瞬間「ああ、はーちゃんが戻る余白はもうないのだな……」と思ってしまい、悲しい気持ちもありました(その後正式にアンジュルムでの活動終了が発表されましたが)。

5位:ずっとずっと / カントリー・ガールズ 1pt

ずっとずっと

ずっとずっと

  • カントリー・ガールズ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

カントリー・ガールズの活動休止、そして、山木梨沙ちゃんが「ようやくつんくさんに曲を書いてもらえたんです!!!!!」と大喜びしている姿に思わず笑顔になってから、もう1年が経ったのかとしみじみします。

いわゆる「スルメ曲」というか、めちゃくちゃキャッチーな何かがあるわけではなく(もちろんいつものようにアレンジ等々細かなところは変態ぽいんですが)、初めて聴いた時はやや物足りなさも感じましたが、その淡々としたメロディーが「ずっとずっと」というタイトル、テーマにマッチしているなあと今更ながら感じています。

活動は休止しても、在籍していたメンバーのこれからは「ずっとずっと」続くし、カントリー・ガールズが好きだったというファンの気持も「ずっとずっと」残るんだろうなと思います。ライナーノーツも嬉しかっただろうな、山木さん……。

ameblo.jp

初披露含めて2回しか歌われなかったことが本当に惜しい。この曲を歌い続けてどんどんと「自分たちのもの」にしていく過程がみたかったです。1回でもいいから、全メンバー揃った歌唱ありのリリイベやってほしかったなあ……。

■ MV部門

今年は1位を選べなかったので全部同じポイント突っ込んでいます。

1位:LOVEペディア / モーニング娘。'20 2pt

北野篤さんいつも多幸感をありがとうございます!!!!!!!!!

1位:ポップミュージック / Juice=Juice 2pt

外ロケしているMVはそれだけで最強説をいつも唱えています。イントロの鳩がフックになって曲を調べてたどり着いた人のコメントがYouTubeに寄せられていて面白いのでぜひ読んで欲しい。

1位:ビタミンME / BEYOOOOONDS 2pt

北野篤さんいつも多幸感を(以下略)

■YouTube部門

今年新設された部門。本当に動画が山のように発信されていて、メンバーの行動力に素直に感動していました。たぶん全部見たはず、だけど流石に数が多くて見れていないのもありそうですが、お気に入りの5本を。これもポイント全部一緒です。Instagramの方も好きな動画いっぱいあったんですが(ふくちゃんのエクササイズで体ちょい引き締まりました)そこまで拾うとマジ大変そう。

1位:CZ2(植村あかり&佐藤優樹)のお題トーク!! 前編 2pt

個人それぞれも好きだし組合わさったときも大好きなのでまさかこんな企画が見られるとは……。あまりプライベートを表に出さないタイプの2人なので、普段の雰囲気が垣間見れて嬉しかったです。自粛も悪いことばかりじゃないな……と思えました。もちろん後編も好きですが選べないので前編で。

1位:『「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」BEYOOOOONDSアカペラバージョン』 2pt

BEYOOOOONDSのアカペラ、そして小林萌花ちゃんのピアノ伴奏は本当にどれもよくて、どれに投票するか悩んだのですが、元の楽曲の好み、そしてユニット曲なのにグループ全員で参加するそういうところが好き!と思いこちらの動画にしました。自粛期間、何度小林萌花ちゃんがハロプロに来てくれてよかった……と思ったか(自粛関係なく思っているけれど)。

1位:カントリー・ガールズニュース

コレオグラファーMUSUさんNYで元気にしているかな。カントリー・ガールズのこういうおふざけが見られなくなった心の損失、1年経っても回復していません。

1位:「井上玲音がJuice=Juiceの歌を・・・」#07 2pt

このシリーズ、アレンジがかっこよくて全部好きなんですが、特に印象に残ったのが稲場愛香ちゃんとの「微炭酸」。歌に苦手意識を抱いているイメージが強かったのですが、ここまで歌えるようになっているなんて……!と感動しました。

大好きな植村あかりちゃんが、これまた大好きだけど不遇な「素直に甘えて」を妖艶に歌っているのも最高なので動画貼っておきます。

1位:アンジュルム伊勢鈴蘭のナイトルーティン★Layla Night Routine 2pt

ふなちゃんとれらたんの組み合わせ、本当に面白かった。ふなちゃんという稀有な才能を持ったエンターテイナーがいなくなって、本当に寂しいよ私は。

■ 推しメン部門

佐藤優樹

好きな子になかなか会えなくて、もどかしい1年でした。そんな中、新しい生活様式に沿って少しずつ公演が再開する中で参加した、3ヶ月遅れのバースデーイベントがどんなに嬉しかったか。ハロプロ以外の曲をカバーするという難しい課題に、努力して自分の表現を模索する姿にどれだけ心打たれたか。

私は佐藤優樹さんが歌って踊ってリズム取って音ハメして表情を決めてるのをみるのが生きがいなんだと再確認する日々でした。

それにしても今年のまーちゃんは考え方も語彙もすごく多彩になっていると感じたし、メンバー、特に同期・後輩への愛情の表し方が積極的になっていて、まーちゃんのことを何も知らない他人ながらも、なんだかとっても「心の成長」を感じて嬉しかったです。あゆみんと唯一の同期になって、どんどんと絆が深まっている様子も微笑ましくて、10期の2人のやりとりをみると本当に元気が出ます。

来年も1年、まーちゃんが健やかに日々を過ごせますように。



いやーしかし、2月にYOSHIKO先生のイベントでつんくちゃんが投げたチョコをゲットしてから、あっという間にコンサートがなくなってしまって、まさかこんなことになるとはなあと思い続けた1年でした。もしかしてつんくちゃんを見たあの日で私のオタク活動は終わってしまうのか……?それはそれですごいな……と思ったけど、ひとまずは終わらなくてよかった。こんな情勢の中で、やり方を模索し続けてくれた事務所およびハロプロメンバーに本当に感謝です。


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