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なんでやねん日記

なんでやねんです

温泉にも山にも川にも食べ物にも恵まれた和歌山県の観光地、「龍神村」へ遊びに行ってみよう


「すっごい名前だよねえ」

出身地の話をすると、大体の人にこう言われます。そんな「龍神村」という名前のに3歳から18歳まで住んでいました。先週末に家庭の事情で帰省してたのですが、買ってきたおみやげ*1が会社の方に大変好評だったので、龍神村の観光についてまとめてみました。興味がある方は読んでみて、さらに気に入った方は龍神村に訪れてジャンジャンお金を落としてください。

<おみやげに感動された方々の感想>


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●ところで、龍神村って?

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和歌山県 田辺市ホームページ|自然豊かな歴史と伝統のまち
龍神村 - Wikipedia
いかにも中二とってもユニークな名前の「龍神村」、和歌山県のほぼ中央の位置にあります。

大きな地図で見る
そこそこ名の知られた観光地なのでご存じの方が多いのですが、「どこそれ?」と聞かれた場合は「地図にある和歌山の“歌”の字の下あたりにあります」と答えています。近くには、白浜や熊野古道でおなじみの本宮や田辺エリアがあります。
面積は255.13km²とだだっ広いですが、その約94%は山間部。人口は4,378人。大体の過疎地よろしく老人が多いものの、若い人もそこそこ多いです。また、田舎暮らしがしたい人のための制度や補助もあり、引っ越してくる人も割といます(うちの家族もこれで引っ越してきました。が、今はないかも)。高校が1(ただし分校)、中学が1(私が卒業した時は3つ)、小学校が4つ(私が卒業した時は6つ)あります。1学年1クラスで複式学級がある学校もチラホラあります。保育園から中学まで同じメンバーなので、友達がいないと大変ツライ思いをします!!!1111(しました)
で、さっきから「龍神村」「龍神村」と連呼していますが、実はもう「龍神村」はありません。2005年5月に広域合併があり、隣の田辺市に吸収されました。しかし「観光地として知名度があるため名称を残したい」という村側の要求で、「和歌山県田辺市龍神村」という非常におかしな名前になっています。
ではその龍神村には何があるのか?次にまとめてみたいと思います。

●龍神村の観光


元湯|龍神温泉|龍神観光NAVI/社団法人龍神観光協会
龍神村の観光はここに始まりここで終わるんじゃないかというくらい、メインの観光スポットがここ、「龍神温泉元湯」です。龍神温泉「日本三美人の湯」というものに認定されており、入ると肌がすっべすべになります。奥さん聞きました!?すっべすべですよ!すっべすべ!!。しかも源泉垂れ流しです。規模自体はそこまで大きいものではありませんが、岩風呂と檜風呂、露天風呂を完備しています。入口の自販機にはちゃあんとコーヒー牛乳もありますよ。

  • 川や山などお釣りがくるくらい雄大な自然

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家の近くにある川。エメラルド!
え〜〜〜っと、地元民から言わせてもらうと、龍神村には温泉のほかに目ぼしい観光スポットなんてありません!!!!
しかし、村外の方からみると、どこを見ても山!川!山!川!な環境が良いらしく、これも観光の目的になるかなーと思いました。春は桜や梅、夏は蛍ウォッチングに川遊び、釣り、避暑、秋は山々を赤く染める紅葉、冬は…本気で寒いので正直来ない方がいいかなと思いますが、雪見温泉が楽しめます。
ドライブやツーリングスポットとしても人気が高いようで、護摩山スカイライン経由で龍神村に来られる方が多いです。この前帰省した時は、ロードバイクで走っている方もチラホラ見かけました。そこそこにアップダウンがあり、空気が綺麗+車が少ないので輪行とかにもいいかもです。ただし、道が狭い場所が多くじいちゃんばあちゃんが車を運転している確率が高いので走行には注意を。

●龍神村の食べ物

和歌山といえば海産物を想像しがちですが、龍神村は海に面していないので、海の幸はありません。その代わり山と川の幸があります。なにせ水と空気がうまいので、食べ物には本当に恵まれています。主な食べ物を季節ごとにリストアップしてみました。

    • タラの芽、ワラビ、ゼンマイ、イタドリ(地元ではごんぱちと言います)、フキなどの山菜
    • アマゴ
      • 川魚です。
      • 父親は鮎釣りがしたいがために龍神村に越してきました。(実話)
      • 柚シャーベットや柚べし、柚もなかなど、柚の加工食品が有名です。青柚は夏に、黄柚冬に旬を迎えます。
    • 天然きのこ
      • 毎年松茸食べてます。山シメジやネズミの手という一見グロいがマジウマなキノコも。
  • 鮎の卵の塩漬け
      • 秋の鮎はおなかの中にた〜っぷりと卵が詰まっています。メスの卵は薄黄色でプチプチ、オスの白子は濃〜厚。うちの父はこの卵を塩漬けにして、柚の果汁を絞って酒のアテにしています。私も大好きですが、日持ちしないため実家に帰らないと食べられない…。
    • 鹿&猪
      • 鹿は焼肉や新鮮だったら刺身に、猪はボタン鍋で食べることが多いです。猪は血行をよくするので、寒い冬でも食べればポッカポカになります。血の巡りがよくなりすぎるので妊婦さんは食べてはダメと言われています。


龍神村で旬のおいしいもの食べたい!!という方は、旅館に泊まって食べるのが一番です。その季節のものを出してくれます。というか、あまり飲食店がないので(あってもそんなにおいしくない:偏見)、ちゃんとしたモノが食べたいなら旅館へどうぞ。それか、道の駅の食堂とかですかね。地元民なのであまり利用したことはありませんが。
旅館はどこへ?という方のために、次は人気の宿をまとめてみたいと思いますん。


あ、でもそのまえに2つだけオススメのお店があります。


もんぺとくわ

食べログもんぺとくわ


天然酵母のパンが有名なお店。わざわざ県外から買いに来る方もいる、人気店です。オススメはごまのスコーンと日曜だけのピザ。特にピザは店にある窯で焼かれており、とっても美味。帰省したら必ず食べています。

茶房 梅樹庵

食べログ茶房 梅樹庵


フランス料理出身のオーナーによるカフェ。梅ドレッシングという人気のおみやげも作っています。フランス料理が食べられる「アトリエ メイジュアン」の姉妹店です。ここは予約制ですがド田舎でフランス料理のフルコースが食べられます。このシェフ、村内で料理教室も開いていおり何度か参加しましたが、かなりおいしいです。
※この食べログのデータ、カフェとレストランの情報がごっちゃになっていますが、少しだけ離れた別のお店です。カフェは春から夏(4〜10月)の土・日曜日限定らしい?データ不確定なので、興味ある方は直接お問い合わせを。

というわけで次は旅館です。

●龍神村に泊まる


日本三美人の湯と呼ばれる龍神温泉にある旅館 有形文化財-上御殿-
金銭的に余裕のある方、ちょっとリッチな旅行がしたい方は、こちらの「上御殿」へどうぞ。「上御殿は、江戸時代初期(明暦3年・1657年)に当時の紀州藩主である徳川頼宣公が、龍神温泉へ湯治に訪れるために建てられた御宿です(HPより)」ということで、かなり歴史のある旅館です。店構えが立派で、通るときいつも萎縮してしまいます…。龍神温泉に隣接しており、移動には数十秒しかかりません。


―龍神温泉の宿、季楽里龍神―
普通の予算の方で、なおかつ綺麗なところがいい!というかたはこちらの「季楽里龍神」へどうぞ。何年か前に移転リニューアルした国民宿舎で、館内かなり状態良いです。ここには龍神温泉元湯と同じ温泉がひかれており、お風呂もいい感じ。入浴や食事だけの利用も可です。

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父と母のおもてなしの一例
それでもお金のない方は、なんでやねんの実家へどうぞ。私以上におしゃべりな父と母が精いっぱいおもてなししてくれます。龍神温泉まで徒歩約10分。季楽里龍神まで徒歩約5分。川が目の前にあります。


●龍神村のおみやげ

龍神村に遊びに来たときはこれ買っとけば間違いねえ!!というおみやげを紹介します。

なんでも梅学 南高梅のルーツ

    • 梅の中でも高品質で知られている南高梅の梅干し。かつおやしそ漬け、ワイン漬けなどたくさん種類がありますが、個人的にはすっぱしょっぱさが強い白干し梅がオススメです。

湯浅醤油、金山寺味噌 丸新本家

    • 龍神というより、和歌山全体の名産の「金山寺味噌」。大豆・米・麦・野菜から作られた発酵食品で、独特の風味が楽しめます。酒飲みは好きなんじゃないでしょうか。
  • 胡麻豆腐

ごま豆腐の販売 高野山 角濱ごま豆腐総本舗 HOME
これもお隣の高野山の名産ですが、龍神村でも買えます。ゴマの風味ともっちりとした食感、濃厚な味わいがたまりません!!!先日は↑のお店のものを買いましが、とっても美味でした。

  • 柚べし


柚べしとは、果肉をくり抜いた柚の皮に、味噌や砂糖、ピーナツ、ごまなどを詰め、せいろで蒸した後に3ヶ月間干したもの。これもお酒のアテ系ですね。

  • 梅ドレッシング

梅樹庵 龍神村商工会
先ほど紹介したレストラン「梅樹庵」で作られている和風フレンチドレッシングです。かなりおいしいので、よくおみやげに買っています。このお店、ジャムなども作っており、それもおいしいです。

  • どんこ

龍神産しいたけ 計り売り
なにげに原木シイタケが有名な龍神村。肉厚な生が一番おいしいのですが、さすがにおみやげには適さない&あまり見かけないので、干しシイタケがオススメです。香りがよいです。

その他にもいろいろありますが、お菓子は「温泉行ってきました」系のどこにでもあるやつが多いです。強いて言えば「柚もなか」が最有力候補ですかねー。しかしこれも本場は白浜なのです。

●まとめ

予想外に長くなってしまいまったので、書ききれていないことを箇条書きでまとめますよっ!

  • 交通手段は絶っっっ対車。村内はかなり広く、また和歌山自体公共交通機関が充実していないので車での移動が便利です。駐車場代はかかりません。所要時間は京都からで4〜5時間ほど?車があればもっと観光スポットがある白浜にも1時間〜1時間半ほどで行けますよ。
  • 車が無理な方はJR紀伊田辺駅から龍神温泉行きのバスが出ています。ただ、どえらい時間がかかる&本数が少ないのであんまりオススメはしません…。
  • 夏は鮎釣りを楽しむオッサンが川に大量発生します。川遊びする方も鮎釣りを楽しむ方も、譲り合いの心を忘れずに。
  • ちなみに、数年前に比べると川の質が悪くなってきています。(それでもむちゃくちゃ綺麗な方ですが)。美し〜い川で遊びたい方は川上へ行きましょう。
  • キャンプやバーベキューもいいですが、ゴミは絶対に捨てないでください。
  • 日帰りもいいですが、せっかくなら泊まってってください!そして龍神村にお金を落としてください!!!!


個人的に、龍神村が一番楽しいのは夏だと思ってます。蛍も見られるし、なにより綺麗な川で遊べます!!鮎もおいしいです!!
このエントリーが気に入った方は、温泉にも山にも川にも食べ物にも恵まれた「龍神村」へ遊びにきてみませんか?

*1:南高梅の白干梅と金山寺味噌と胡麻豆腐