なんでやねん日記

なんでやねんです

あいまいであまい

帰省の電車の中で、今年一年のことを少しずつ振り返っている。出来事というよりは、自分の感情たちと向き合っている。

 
たくさんの感情が死んだり生まれたりを繰り返した一年だった。それは自我が生まれてからずっと繰り返していることなのだろうけれども、分かっているけれども、そう思わずにはいられない一年だった。
 
たくさんの人に支えられた。こんなこと思う殊勝な性格じゃないはずなのに、何だか本当に、いま、感謝の気持ちでいっぱいだ。笑える、気持ち悪い、それも知ってる分かってるからわざわざ言わないで。いいことばかりじゃない、嫌なことも苦しいことも自分に呆れることも、いつも以上にあった。これから前途洋々、なんて絶対思えない。きっとまたたくさん辛いことがある。それでも大丈夫だと思える。今日は、今朝は、そう思える。昨夜は、そう思えた夜だった。
 
人の幸せを願うほど無責任じゃない。人の幸せを願いたいなら背負うべきだ。だから何も言えない。でもきっと、ああ駄目だ感情がいっぱいで何を掴んで何を放つべきかちょっとまだ分からない。謝罪も感謝も、きっとこの場所には当てはまらない。
 
この文章はとてもあいまい。久しぶりに自分の好みのことじゃなくて、あいまいな言葉を書きたくなった。まだ酔っ払っているのかもしれない。アメを舐めているから口の中がとてもあまい。当たり前か。当たり前だ。