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なんでやねん日記

なんでやねんです

「風立ちぬ」について

「風立ちぬ」を見てもうすぐ1ヶ月が経つ。いまだにあの作品が良かった/悪かった、面白かった/つまらなかったで評価できない。どっちにも振りきれなくて、考えれば考えるほどわからなくなってきた。できるだけ情報いれないでおこうと思ってたので、鑑賞後に公開前に放送された特番の録画を見た。背景とか作る苦悩とか知れば知るほど、またわからなくなってきた。でも考えることを放棄したくなくてずっとモヤモヤしてる。もう一度見て見たい気もするし、二度と見たくない気もする。

ふたつ、これだけはすごかったというのがあって、ひとつは菜穂子を探して二郎が森の中を歩くシーンの美術。まるで自分の地元の山の中を歩いているような錯覚に陥いるほど、美しくて繊細でリアルだった。あともうひとつは「かぐや姫の物語」の予告。めまぐるしい動きともともと大好きな二階堂和美さんの歌声が重なって鳥肌が立った。

ほかにもすごかったこと頭のなかにいろいろ残ってるけど、それらをどう説明していいのかわからない。クレソンあんな食べて動物みたいだなーみたいな阿呆っぽい感想しか生まれない。恋愛パートに関しては、ただただ気持ち悪かった。何がと言われるとやっぱり説明できない。

昨夜、宮崎監督が出たプロフェッショナルの録画を見てたらなんだか涙が止まらなくなった。何に泣いているのかわからないけど、ひたすら泣いてた。終わって一息ついて、録画してた尾野真千子と森山未來の「夫婦善哉」の第2話を見て「はー森山未來クズすぎる」なんて思いながらTwitterみたら宮崎監督の引退ニュースが飛び交っていた。本当に引退するなら「風立ちぬ」が最後の作品になるのだろうか。それってすごいな、なんて思いながらまたモヤモヤして、テキストエディタを開いた。