なんでやねん日記

なんでやねんです

「モーニング娘。が20周年らしいけど今のメンバー誰も分からない」という人に向けて「モーニング娘。'17」のメンバーを紹介します

みんな〜!モーニング娘。がついに20周年だよ〜!

え?なに?「モーニング娘。まだやってたの?」「今のメンバー誰も知らない」??????

20周年のメモリアルイヤーにそんなこと言われたら悲しい!今の(というかいつの時代も)モーニング娘。最高なのでちょっとでもいいので興味もってくれください!!というわけで、20周年でメディア露出も少しずつ増えて来ているモーニング娘。'17のメンバーを紹介します。

昔書いたやつはこちら。

譜久村聖(ふくむらみずき)※右

  • ニックネーム:ふくちゃん
  • メンバーカラー:ホットピンク
  • 生年月日:1996年10月30日(20歳)
  • 出身:東京
  • ざっくり特徴:9期、9代目リーダー、ハロプロエッグ出身、ハロヲタ、色気、水着、お嬢様、太鼓の達人プロ級、アンパンマン大好き、生田衣梨奈ちゃんとぽんぽんコンビ

以前の紹介記事を書いたときはサブリーダーだったふくちゃん。リーダーになった当初は、道重さゆみちゃんの後任ということもありプレッシャーが大きそうな印象がありましたが、最近雰囲気がとってもよくなりました。メンバーも信頼していそう。そして、スキルもリーダーになってからグッと伸びた気がしています。

鞘師里保ちゃんが抜け、鈴木香音ちゃんが抜け、ついに同期は生田衣梨奈ちゃんだけになってしまった2016年秋ツアー。こちらの心配とは裏腹に、とっても素晴らしかった。ふくちゃんの人柄がにじみ出ているような公演でした。何か特別大きなことをするタイプではない。でも地道に努力して、これまでの歴史を守り、これからをメンバーに寄り添って一緒に考えてくれる存在だと思います。

ふくちゃんのおすすめ楽曲/Help me!!

私をこのまま、ひとりぼっちにしておくわけ?

ふくちゃんのこのセリフから始まる。当時はふくちゃんめっちゃいいパートもらってんじゃん!くらいの気持ちでしたが、今このセリフを聞くと「ひとりぼっちにしないよふくちゃん!一緒にモーニング娘。を支えるよ!!」と感情が高ぶります。ライブの中盤〜終盤のメドレーなんかで歌うときはもう汗ぐっしょりで、そんな姿でこのセリフ言うの反則……!という思いでいっぱいになります。

生田衣梨奈(いくたえりな)

  • ニックネーム:えりぽん
  • メンバーカラー:黄緑
  • 生年月日:1997年7月7日(19歳)
  • 出身:福岡
  • ざっくり特徴:9期、サブリーダー、ゴルフ、筋肉、運動神経抜群、アクロバット、イケメン、しゃべると………

ふくちゃんリーダー就任に合わせて、サブリーダーになったえりぽん。なんかもう、本当に綺麗になったね……。綺麗どころか、イケメンだよね……。という整った顔の持ち主。でもしゃべると……。なんですよね。そこが愛おしいです。

えりぽんは、後輩が増えて一番変わった気がしています(というか違う面が見えるようになっただけだと思うけど)。空気読まないキャラで通してるけど、面倒見がよくて、本当はいろんなことに気を遣っている。でもたまにやらかすところも含めて、憎めないキャラ。

ゴルフまじうまなところ含めていろんな特技があるしビジュアルもいいので、もう少し喋れるようになったらバラエティーいけると思うんだけどな〜。

えりぽんのおすすめ楽曲/BRAND NEW MORNING

ほとんど歌割りがないで有名なえりぽんがこんな長いパートを任されるなんて(2番だけど)! という気持ちでこちらの一曲をおすすめします。ドヤ顔たまらん。

飯窪春菜(いいくぼはるな)

  • ニックネーム:はるなん
  • メンバーカラー:ハニーイエロー
  • 生年月日:1994年11月7日(22歳) 
  • 出身:東京
  • ざっくり特徴:10期、サブリーダー、最年長、モデル出身、おしゃれ、世渡り上手、マンガ好き、外交官

えりぽんと一緒にサブリーダーを務めるはるなん。すらっと長い手足と、ちょ〜〜〜う綺麗なロングヘアーが特徴的です。もともとモデル的な美しさがある子だったけど、ここ数年また磨きがかかっているような気がします。現役メンバーで唯一、WEARをやってます。

中川翔子さんはじめ、南波志帆さん、赤い公園・津野米沢さん(泡沫サタデーナイト!の作詞作曲者)などなど、交友関係の広さはメンバーいち。気難しそうなハロメンとかともすぐ打ち解けてて、まじすごい……。

はるなんのおすすめ楽曲/私のなんにもわかっちゃない

(今のところ)ライブだけで披露されている曲。すごくいいので早く音源出してくれ!!!!!という話は置いておいて、サビの「わかっちゃない わかっちゃない」1番パートがはるなんソロ&センターで始まるので、はるなんの印象が強いです。はるなん、ここ数年で少しずつ少しずつパート増やしていているイメージ。歌もダンスも苦手だったのに、頑張ってるなあ。

ちなみに上記の動画は、'15のころのライブ映像なので、卒業した鞘師里保ちゃんと鈴木香音ちゃんがいる/13期の加賀楓ちゃんと横山玲奈ちゃんがいないです。

石田亜佑美(いしだあゆみ)

  • ニックネーム:だーいし、あゆみん
  • メンバーカラー:ロイヤルブルー
  • 生年月日:1997年1月7日(20歳) 
  • 出身:宮城
  • ざっくり特徴:10期、ダンス、小さい、負けず嫌い、ドヤ顔、いじられキャラ、私服がダサい、だーいし感、真面目、MC頑張ってる、元楽天イーグルスチアリーディングスクール在籍

めちゃくちゃ身長が小さいのに、それを感じさせないダイナミックな踊りで目を引くだーいし。そのダンススキルの高さからセンター位置にいることも多く、目に飛び込んできやすいメンバーではないでしょうか。

そんな感じなのに、ちょっと喋ったり動いたりするとなんとも言えないコミカルさがあって、そのギャップが愛おしいです。最近はMC頑張って回そう!バラエティなどで場を回そう!という気概も感じます。

性格はとっても真面目で負けず嫌いで気が強くて正義感が強くて。ある意味、とっても人間らしくて年相応な女の子だと思います。

小田さくらちゃんとはビジネス不仲みたいになってて、本人たちもそれを楽しんでいそうな節はあるけど、まあ普通に考えると気が合わなさそうだとは思うw でも、100%気があうわけではない子たちが、同じ目標を持って努力して進む姿が、わたしは好きです。

だーいしのおすすめ楽曲/One・Two・Three

もともとは、鞘師里保ちゃんの初センター曲として披露されたこの曲。「LOVEマシーン」や「恋愛レボリューション21」のように、「モーニング娘。」に変化を与えた曲として、ライブの定番曲となっています。鞘師里保ちゃんと田中れいなちゃんが歌っていたパートを、今は石田亜佑美ちゃんと、譜久村聖ちゃんが引き継いでいます。

正直、だーいしがこの曲を自分のものにするには、まだまだ時間がかかるし、プレッシャーもあると思います。それくらい、みんなの思い入れが強い曲。でも聞く度に、どんどん自分のものにしていっているし、どんどん良くなっていっている。卒業した人のパートを意思と一緒に引き継いで、そこに自分らしさを加えないといけない。ある意味、モーニング娘。のよさがぎゅっと詰まっているなあと、ライブで聞く度に思います。あと1番最後の「るっ」のだーいしドヤ顔はいつ見ても最高だよ!

佐藤優樹(さとうまさき)

  • ニックネーム:まーちゃん
  • メンバーカラー:エメラエルドグリーン
  • 生年月日:1999年5月7日(17歳) 
  • 出身:北海道
  • ざっくり特徴:10期、自由、難解、不思議、天才肌、意思が強い、リズム感がある、ピアノ得意、パフォーマンスしているときと普段のギャップがやばい、HKT48指原莉乃ちゃんの推しメン

まーちゃん!まーちゃん!!まーちゃん!!!

ふう……。すみませんメンバーの中でも特に大好きな子でして……。

まーちゃんのここ最近の勢いはすごいですね。会場に足を運ぶたびに、メンバーカラーのグッズを身に付けた人が増えている気がします。ずっと好きな子だったので、こうやって好きになってくれる人が増えるのは嬉しい限りです。

まーちゃんの魅力って何だろうって考えたとき、答えを出すのがとっても難しいんです。独特な言語感覚?常識離れした思考回路?奇想天外な言動?妹力も姉力もあるところ?可愛い歌声と愛らしい笑顔も、ドスの効いた歌声とクールなパフォーマンスもどちらもできる幅の広さ?スキルを身につけることやモーニング娘。に対する誠実さ?

そのどれもが魅力なんだけど、一番は、底の見えなさ、つかめなささなのかなと思います。好きで好きでずっと応援しているけど、正直、わたしは佐藤優樹という女の子のことがよく分かりません。だからこそ、ずっと見ていなくちゃ、もっと知らなくちゃと思うのかも。

まーちゃんは2016年の秋ツアーが終わってすぐ、ヘルニアの療養に入り、すでに撮影が終了していたもの以外は一切メディア露出がありませんでした。20周年最初のシングルはジャケットにもいないし、レコーディングにも参加できていない。当然目立つ歌割りもない。わたしたちファン以上に、まーちゃんが悔しかったはずです。

2017年春ツアー初日、まーちゃんの復帰の日。好きな女の子が当たり前にステージに立ってパフォーマンスしている姿に、涙が止まりませんでした。

誰よりも低いヒールを履いていて、ぜんぜん構わない。その代わり、長く歌って踊ってほしい。そんな気持ちでいっぱいです。

まーちゃんのおすすめ楽曲/The Vision

まーちゃん自身が大好きで、大事にしている曲。まーちゃん、本当にありったけの感情を乗せてこの曲を歌うので、まーちゃんのパートが来るたび、感情が揺さぶられます。曲自体も本当にいいので、ぜひ聞いてみてほしいです。

あとは2016年春ツアーで、石田亜佑美ちゃんと野中美希ちゃんとで披露した「愛して 愛して あと一分」が本当に最高なのでいろいろやって見てください!!!まーちゃんが横を向いて天を仰ぎなから歌うときのしぐさがとにかく好きィィ!!

工藤遥(くどうはるか)

  • ニックネーム:くどぅー、どぅー
  • メンバーカラー:オレンジ
  • 生年月日:1999年10月27日(17歳) 
  • 出身:埼玉
  • ざっくり特徴:10期、美少女だけどイケメンキャラ、ショートカット、ハスキーボイス、ハロプロエッグ出身、世話好き、汗っかき、愛されキャラ、ナルシスト、ハロプロメンバー人気高し

とにかく整ってるお顔をしたどぅー。見るだけで眼福。コンサートとかももちろんなんだけど、メディアに出たときにやっぱり目立つし映えるメンバーです。

ボーイッシュ路線で売ってて、わたしもその路線好きなんだけど、やっぱりわたしの目ではどぅーは正統派美少女なんだよなあ。しかし女性ファンがめちゃんこ増えてるのを見てると、この路線間違ってないんだなあと思う。

そのビジュアルのよさと人懐こくて世話好きな性格からか、ハロプロメンバーから愛されまくってるどぅー。同じ娘メンバーの羽賀朱音ちゃんもどぅーのことが大好きです(でも最近どぅーに対して当たりが強い気がする)。

自分がしっかりしないと!キャラなのに、言うことがわりとコロコロ変わったり、ついついうっかり発言しちゃうところとか、個人的には大好きです。年頃なんだからそういうところあって当たり前でしょ!

どぅーのおすすめ楽曲/Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~

イケメンなどぅーが見たい!って人はとりあえずこの動画を再生してください。ナルシストな一面があるのに、こういうのはわりと照れてちゃうところがかわいいよなあ。これ生で見たときニヤニヤが止まりませんでした。

ハスキーボイスで高音が出しづらいから、わりとキー高めな娘楽曲歌うことに苦労してることも多そうだけど、最近は個性として堂々としてるところもあって、成長だなあとしみじみ感じます。

小田さくら(おださくら)

  • ニックネーム:おださく
  • メンバーカラー:ラベンダー
  • 生年月日:1999年3月12日(18歳) 
  • 出身:神奈川
  • ざっくり特徴:11期、歌姫、器用、努力家、ミステリアス、色気、極妻、メイクテクすごい、自撮り、やや中二、ハロプロ研修生出身

今のモーニング娘。の歌唱を表からも裏からも支えるメンバー。とにかく歌唱スキルが高い。見せ場の難しいソロパートもこなすし、ユニゾンやハモリでパート絶対的な安定感を見せてくれます。他のメンバーと比べてもとにかくマイクを持っている回数が多い。ダンスも表情も感情の乗せ方もうまい。なまじ器用なのと、コツコツと努力する人なのでソツなくこなしているように見えるけど、実際はかなり負担が大きいだろうなあ。それでも、キメるところバッチリキメてて、まじかっけーっす。おださくちゃんがパフォーマンスするときのあのなんともいえないねちっこい色気、いったいどこから出てるんでしょうね……。

人柄はつかめないところも多くて、ミステリアスというか不思議ちゃんというか中二っぽさを拗らせているというかな性格ですが、ちゃんと努力していて、そこに自信を持っているところとか、好きです。芯が強いよねおださくちゃんは。メイク頑張ったり、自撮りにこだわったりするところにもプロ意識感じます。

あとは、小田さくら 極妻 でくぐってみてもらえると、いい画像出てきます。

おださくのおすすめ楽曲/セクシーキャットの演説

譜久村聖ちゃん、工藤遥ちゃんと一緒にセンターに選ばれている曲。おださくちゃんは正直、見せ場がある歌いっぱいあるので迷いましたが、本人のキャラにもぴったり合ってるこの曲をオススメします。

この曲、カラオケで歌うと分かるんですがまじ難しいんでよね……(娘の曲はだいたい難しいんだけど)。それなのにここまで存在感出せるの、ほんとすごい。

尾形春水(おがたはるな)

  • ニックネーム:はーちん、尾形ちゃん
  • 生年月日:1999年2月15日(18歳)
  • 出身:大阪
  • ざっくり特徴:12期、フィギュアスケート、色白、透明感、娘で初大阪メンバー、目がきれい、細い、トリプルA

さてここからは!前回の紹介エントリーには登場しなかった新しいメンバーの登場です!とはいえ、12期はもう加入して2年とかですが。

モーニング娘。って中澤姐さんとつんくさんのイメージから関西!ってイメージが強いんですが、大阪出身のメンバーは意外にもはーちんが初めてなんですよね。のほほんとした大阪弁がかわいいです。

あとはもう透き通りすぎではってくらい奇跡の白さ・透明感がハンパない。加入メンバーお披露目の武道館で一番最初にステージに上がったはーちんを見て、肌が輝いてる正統派美少女きたー!!!!と思ったこと、ついこの前のように思い出せます。

それだけ恵まれた見た目をしていて性格も可愛らしいのに、いまいち殻を破れなかったり、スキルがなかなか伸びなくて悩んでいるところを見たりすると、少しもどかしさも感じます。でも最近は少しずつ少しずつ変わってきている気もする。フィギュアスケートをかなりがっつりやってた子なので、表現力や体幹は鍛えられているはず……!これからのはーちんに期待しています!!

はーちんのおすすめ楽曲/Oh my wish!

工藤遥ちゃんと鈴木香音ちゃんがWセンターに抜擢されたこの曲。はーちんの貴重なセリフが楽しめる曲でもあります!

この曲をMステで披露したとき、V6のイノッチがセリフ真似してくれたんだよなあ……。あのときのはーちんの嬉しそうな顔といったら……。ありがとう、イノッチ……。うちは毎朝あさイチ派だよ……。

野中美希(のなかみき)

  • ニックネーム:ちぇる、のなか
  • 生年月日:1999年10月7日(17歳)
  • 出身:大阪
  • ざっくり特徴:12期、英語ペラペラ帰国子女、チェルシー大好き、自撮りが下手、頭がいい、天然、間が悪い、実は歌がうまいしダンスもできるしスキルメン

めちゃくちゃ輝いているものをいっぱい持ってるのに、なぜか目立ちづらいちぇる。そういうところが愛おしんですが!でもみんなにちぇるのいいところ知ってほしいからおばちゃんいろいろ書いてみるよ!

まずはマジでネイティブ並みの発音で話す英会話。さすが帰国子女。どこにいっても武器になると思う。本当にすごいんでEテレさんあたり語学番組によろしくお願いします!!耳コピでピアノ弾けちゃうくらい(しかもうまい)だから、耳がいいんだろうなー。だから発音もきれいなのかも。

頭もよいし、品があって育ちも良さそうだし、ちょっと真面目すぎるんでは?ってくらい真面目でほんとにいい子なのに、なんか間が悪かったり天然で抜けてたりするところがかわいい。あと緊張するのか自撮りが絶妙に上手くないところとか……。彼女にしたいタイプナンバーワンだよ……。

肝心のパフォーマンスも、歌って踊れるメンバーなんだけど、遠慮しがちな性格が出てしまってるのが残念。あとは声質がめちゃくちゃよくて耳に残るのに、声量が少し足りないのが惜しい!ちゃんと実力はあるメンバーなので、今後の成長が楽しみです。

ちぇるのおすすめ楽曲/今すぐ飛び込む勇気

加入して2枚目のシングルで、佐藤優樹ちゃんとWセンターに選ばれた一曲。こういうのに選抜されちゃうくらい、実力はあるんです……!

ちぇるの歌声、クセがあるのにきれいでほんとに好き。例えるならなんだろ、春の小川……?もっと自信持って歌ってほしいな。

牧野真莉愛(まきのまりあ)

  • ニックネーム:まりあ
  • 生年月日:2001年2月2日(16歳)
  • 出身:愛知
  • ざっくり特徴:12期、圧倒的美少女、THEアイドル、努力家、ラブベリーモデル、超モデル体型、日ハム大好き、道重さゆみ大好き、泣き虫、達筆、ハロプロ研修生出身

努力を惜しまない、常に高いところに目標を置く、好きなことにまっすぐ一所懸命、驚くほどに純真無垢。

まりあを見ていると、こんなにビジュアルが整った女の子が、ここまでまっすぐに育ったことは奇跡なんじゃと思います。見た目もわたしたちに見せる性格も甘めのぶりっ子あざといキャラなのに、ぜんぜん嫌味さを感じない。万人に好かれるタイプだなあと思います。

意識的に頑張って個性を磨いているのも本当にすごい。書ききれないくらいいろんな特徴を持ってるし、生み出そうとしている。ほんと、こんな若い女の子がなんて努力してるんだ……とたまに自分が恥ずかしくなるくらいです。応援しがいのある女の子だと思います。

ハロプロ研修生に入ったときはあんなに小さくて、可愛いけどパフォーマンスにムラがある子だったのに、ぐんぐんとものすごいスピードで成長しています。スタイル抜群でとにかく華のある子なので、ステージでも見つけやすいと思います。

まりあのおすすめ楽曲/そうじゃない

初めてまりあがセンターに選ばれた曲。最初は少しぎこちなさもあったけど、2016年秋ツアーの千秋楽では堂々とかっこよくパフォーマンスしていました。ライブでは得意のウインクが炸裂するのでファンは見逃せませんね。まりあの長い手足を生かした振り付けも好き。まりあはもっと歌の伸びしろあるはず!がんばって!!

個人的には、この曲の冒頭がまりあのセンターをまーちゃんとどぅーが両脇で支えるぞ!って感じが出てて、その関係性を妄想してもだえ死にます。

羽賀朱音(はがあかね)

  • ニックネーム:あかねちん、はがちゃん
  • 生年月日:2002年3月7日(15歳)
  • 出身:長野
  • ざっくり特徴:12期、最年少だけど大人びたことを言う、書道7段、いい声質、美形、ブログが面白い、まるねぇこと小片リサちゃん(つばきファクトリー)大好き、昔の道重さゆみに似ている……、ハロプロ研修生出身

最年少あかねちん。ハロプロ研修生に入ったときはランドセル背負ってたのにもう15歳なの……!

あかねちんが研修生ではじめて実力診断テスト(っていう神イベントが年に一度あるんですよ)に出たときの大物感、ハンパなかったなあ……。出番前に鼻血出して順番があとに繰り下がったのに、パフォーマンスは堂々としててまじですごいな……と印象深かったのでした。詳しくは下記のレポートで書いてます。

個人的には、ハロプロ研修生のときから見ているこおもあって、娘に入ってからは少し伸び悩んでいる印象があります。すごく整った顔をしているし声もいいし、口が達者な性格も、機転の利いたトークも面白い。けど、なんだろ、もっとやれるよあかねちんなら!みたいなことを勝手ですが思っちゃうんですよね……。

スキルがある13期が入ってきて頑張らなきゃという旨の発言は本人もしているので、これからを楽しみにしています。でものびのび自由で花の蜜吸ってる田舎の子っぽいあかねちんも好きだよ!

あかねちんのおすすめ楽曲/ムキダシで向き合って

やっぱりあかねちんは登場人物に成り切るというか、曲に入り込むのがうまいよね!!って思ったムキダシで向き合って略してムキ向きのセリフパート。こんなセリフを堂々と言える15歳、いないよ!!

加賀楓(かがかえで)

  • ニックネーム:かえでぃー
  • 生年月日:1999年11月30日(17歳)
  • 出身:東京
  • ざっくり特徴:13期、苦労人、努力家、ハロプロ研修生出身、手足がめちゃくちゃ長い、姉御肌だけど泣き虫、クール、イケメン、オタク、ハロプロ研修生メンバーからの信頼が厚い

顔が見えない!見えないんだけどこの画像本当に好きなんです……。

というわけで、2017年から活動を開始したピカピカ13期の紹介です!

かえでぃーが、武道館で新メンバーとして名前を呼ばれたあの瞬間の感動は言葉には言い表せません。当日もおんおん泣いていました。

ハロプロ研修生のころからずっと見ていたその姿は、とにかくストイック。他人に厳しいけど、自分にはもっともっと厳しい。だから周囲の信頼も厚いし、その信頼を裏切らまいともっともっと上を目指す。見るたびにパフォーマンスが伸びる子だなあとワクワクしていました。

同期や後輩のデビューがどんどん決まる中、デビューできる保証すらないハロプロ研修生に4年も居続けることは、楽しいこと以上に、苦しいことも多かったと思います。それでもハロプロ研修生に残ってくれて、わたしたちにこんなに素晴らしいストーリーを見せてくれて、ありがとう。研修生では後輩や同期だった子たちが今では先輩となっていて、やりづらい面もあるだろうに、謙虚な姿勢を崩さないかえでぃーを、人として尊敬します。

これからモーニング娘。で頑張るかえでぃーが見られるのが、ほんとにほんとに嬉しいです!

かえでぃーのおすすめ楽曲/BRAND NEW MORNING

えりぽんと一緒だけどライブ映像だから許してくれ!ということで、13期のデビュー曲ブラニューです。かえでぃーは2番のサビ前のいいパート任されています。ここのかえでぃーほんとにかっこいいんだよなあ……。

スタイルいいし、ダンス力強いしで、ライブで映えるんだよほんとに……。こういう曲調は、ハロプロ研修生のころから得意そうでした。

ちなみにかえでぃーは、ハロプロ研修生時代の映像も掘ればいっぱい出てきます。これはハロプロ研修生としてのラストステージの映像で、めっちゃカメラ抜かれてる。最後の落ちサビの「やってみなきゃわかんない 人生の結果もあるから」を歌ったとき、現場で泣きました……。

横山玲奈(よこやまれいな)

  • ニックネーム:横山ちゃん、れいな、よこよこ?
  • 生年月日:2001年2月22日(16歳)
  • 出身:埼玉
  • ざっくり特徴:13期、最強笑顔、八重歯、コミュニケーション能力高し、小さい、サックス、異常なぐらいよくできる、2代目れいな、甘えん坊

横山ちゃんのこと、未だになんて呼べばわからない!!!!のでずっと横山ちゃんって呼んでます……。れいなは田中れいなちゃんの印象が強すぎて……。

一度、13期オーデに落ちたとはいえ、その後研修生に加入し4ヶ月でデビューが決まったスーパーガール。正直ハロプロ研修生のころの印象はあまりないんですが、とあるイベントで売り子をしていたときの笑顔がとにかく可愛くてですね……。眩しくて人をたぶらかす笑顔をするんですよこの子……。

13期は研修生から選ばれると聞いたとき、研修生歴が短いオーデ落選組の誰かは入るだろうなと思っていて、なんとなく山崎夢羽ちゃんか、横山ちゃんだと思ってた。発表されたときはやっぱりなーくらいの感情だったんですが、肝が座ってる性格も、上手に甘えるところも、新人とは思えないソツのない振る舞いも、見れば見るほど好きになる……。きっとどんどんファンを増やしていくだろうなあと思っています。

あとはかえでぃーとの夫婦感のある相性のよさが最高で、もう13期選んでくれた偉い人ありがとうございますってずっと思っています。

横山ちゃんのおすすめ楽曲/ジェラシー ジェラシー

こちらも13期デビュー曲。この曲の歌詞、なんだかとても横山ちゃんのイメージが被ります。難しいこと、サクサクできちゃって〜のあたりとくに。

こちらの曲、ほんとにほんとにほんとーーーによくてですね!!つんくさま〜〜〜ははーっって感じなので頼む聞いてくれ……。この曲調でラップ始まるなんて思わないじゃん!でもぶっこんでくるんだよボーイは!


というわけで、誰にも伝わらなさそうな個人的な思いをただひたすら書く記事になってしまいましたが、少しでもモーニング娘に興味を持ってもらえると嬉しいです。

メンバーは今、春ツアーの真っ最中!まだまだ全国を回って、千秋楽は武道館!記念すべき20周年の初ツアーということで、懐かしい曲から最新曲まで盛りだくさんパワフルえっメンバーの体力大丈夫??って感じの内容になっております!

モーニング娘。(ハロプロ)はとにかくライブパフォーマンスが最高なので、頼みます足を運んでください〜!

http://www.helloproject.com/event/detail/01d96d66842660f8731305cbe89706c15eb1ef95/


おまけ:紹介曲以外におすすめな曲

上には挙げ損ねましたが、'14以降のおすすめ曲並べて終わりにします。

曲もだけど衣装がめっちゃかわいい。頼むもっとライブでやってくれ……!なんでやってくれないんだ……!

鞘師里保ちゃんの卒業ソング。もともとはソロで歌う予定だったらしいけど「卒業したあとも歌い継がれてほしい」という思いで全員歌唱になったそうです(たしか)。残念ながら、こちらも最近はなかなか歌われなくて残念……。道重さゆみちゃんが、卒業したあとの娘楽曲の中で特に気に入っているようです。りほりほー!!

小田さくらちゃんがソロイベントで「私がここで歌わないと!」って言って歌ってくれたの、うれしかった……。

鈴木香音ちゃんの卒業ソング。お得意のディスコチューンです。香音ちゃん卒業後はDJ(MC?)パートをいろんなメンバーがアレンジしつつやっていて、ライブでも盛り上がる一曲です。


マルコメとのコラボにあわせて「モーニングコーヒー」を「モーニングみそ汁」にリメイクしました。とにかくMVの多幸感がすごいのでバージョン違いで両方見てほしい!みんなかわいい。あんまりこういう感じのロケ撮影するMVないから、メンバーも嬉しそう。ありがとうございますマルコメさま……!

よければどうぞ

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新メンバーお披露目映像も入った最新ツアーBD。本当にいいツアーだった……。

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まーちゃんがいるバージョンのジャケット! 最新シングル。

イタリアに行ってきた【実践編】

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いろいろあってイタリアに行ってきた。旅の思い出を振り返るため、出発〜帰国までを書き残しておきます。こちらは、実際に行った場所などをまとめた実践編。写真はRX100初代と、新品ホヤホヤiPhone 7で撮影したもの。


ローマ

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ローマ・フィウミチーノ空港からイタリア入り。空港でSIMを購入したあと、夜ということもありタクシーでローマ市内にあるホテルまで移動。空港-ローマ市内は定額制で、48ユーロだった。

ここらへんはとにかく緊張でテンパっていたので、まったく写真が残っていないけど、タクシーの窓から見える夜のローマの街がとにかく美しかった。どこを切り取っても歴史的建造物ばかり。照明は暖色で、まるで映画のセットみたいな風景の中を走った。タクシーの運転手さんがとても優しくて、英語で「ローマは初めて?白いタクシー以外は乗っちゃいけないよ、乗ったら必ずメーターが動いているかチェックするんだよ」と教えてくれる。

翌日は朝一番でカトリックの総本山バチカン市国へ。

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バチカン博物館はネットで予約していたおかげで、シュッと入ることができた。NO予約列が外壁の外まで伸びててすごかった……。並ばずにすんでよかった。

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バチカンの滞在予定が3時間ほどだったのでかなりざっくり回ったけど、それでもすごい情報量だった。とにかく豪華。体験したことのない豪華さ。規模が違いすぎる。撮影禁止なので写真はないですが、システィーナ礼拝堂の天井画とか本当にすごい。圧巻。すごい歴史が語られて肝心な情報が聞きづらいけど、オーディオガイドがあるとさらに楽しめる。日本語も対応してる。

博物館を出たあとは、ローマ市内を一望できるクーポラに登った。途中までエレベーター+階段プランと、階段オンリープランがあり、一択でエレベータープランを選ぶ。観光旅行、とにかく体力勝負なので金で体力消耗を回避しました。

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↑の写真に映ってる十字架の下あたりまで登れる。

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これはクーポラ内部の天井。登る途中で見れます。なんかもうすごすぎてボーっと見てしまった。

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サン・ピエトロ大聖堂前の広場と、ローマの風景。高いところから降りたあとは、サン・ピエトロ大聖堂の中を見学。

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無宗教な私ですらキリスト教すごい……という気持ちになったので、キリスト(カトリック)信者の方は、ここに来れたらめちゃくちゃ嬉しいんだろうな……と平々凡々なことを考える。


バチカンをあとにして、お昼はピザ。最近のローマでは、こういう量り売りのピザが流行っているそう。向こうも観光客だと分かっているので、おすすめの盛り合わせもってくるよ〜!小さめのカットがいいの?オッケーオッケーという感じでサクッと注文。どれもめっちゃおいしかった。値段も1人7ユーロ?くらいで良心的。

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兄弟でやっているらしく、こじんまりアットホームでいいお店だった。そういえば開店よりちょっと前に着いちゃったのに、いいよいいよ座ってて〜と言われ飲み物だけ頼んだら、一緒にサービスだよってライスコロッケを出してくれた。中は黒胡椒が効いたチーズリゾットで、それがめちゃくちゃおいしかった……。疑り深いので会計時にレシート確認したけど、頼んだピザと飲み物だけだった。疑ってごめんなさい……。

ショーケースの写真撮らせてもらったらばっちりポーズ決めてきた。さすがノリがよい。

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www.tripadvisor.jp


昼食を終えて、フォロ・ロマーノとコロッセオへ。パラティーノの丘と含めて、3ヶ所に入れる共通券を各所で売ってます。ガイドブックによるとフォロ・ロマーノの方でチケットを買ったほうがスムーズということで、先にフォロ・ロマーノへ行って購入。たしかにすぐ買えた。

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フォロ・ロマーノは古代ローマ時代の遺跡で、当時の政治や経済の中心地だったそう。

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ひろーい場所に、でかいものがドンッドンッと建ってる。雨ざらしだしもうけっこうボロボロになっていそうだったけど、それがさらに迫力を増させていた。そこらへんにでっかい石が転がってて人が腰掛けてて、あれ、それも遺跡では……?という感じで、おおらかな場所だった。

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フォロ・ロマーノから見たコロッセオ。

コロッセオの方は本当にすごい人で、ある程度空くまで腰掛けて休憩してから並んだけど、入るまでに20〜30分かかった。格闘競技場だからかやたらとワンリキーが湧きまくってて、ポケGOで時間つぶす。

そういえば、待っているときにいきなり陽気なイタリア人が声かけてきて、「これはもしかしてミサンガとか巻かれるんじゃ……」と思っていたら、「君たち日本人?僕の彼女も日本人なんだよ!この前日本に行ってきたんだ!ほら新宿だよ!!」と彼女の写真と東京の写真を見せて去って行った。そしてもう1回戻ってきて「君のメガネはハリー・ポッターみたいだね!」って言ってまた去っていった。ただの陽気な人でした。

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そんなやりとりを経て、内部へ。うううーんでかい。迫力。規模が違う。回るのがけっこう大変だったので、体力あるときに行ったほうがよさそう。個人的には牧歌的なフォロ・ロマーノの方が好きだった。

そのあとは、イタリアのお洒落っ子が集うというモンティ地区へ。

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洋服屋や雑貨屋がたくさんあったのでフラフラ。しかしまだイタリアに慣れずビクビクしていたので、軽くウィンドウショッピングして終わった。あのレザージャケット、安かったし買っておけばよかったなあ……。

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結局お金を使ったのはジェラートだけ。記念すべきイタリア初ジェラートです。ここ、自然素材にこだわっているらしく、すごくやさしい味わい。おすすめ。

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疲れたので一度ホテルに戻ったあと、あらかじめ予約していたレストランへ。ネットで予約できる店だったので楽ちん。

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草間彌生みたいなカルパッチョ。

さくっと入れるくらいカジュアルだけど(オステリアとレストランの間くらい?)きちんとしていてすごくよかった。しかしめちゃくちゃ量が多くて、この前菜一皿で満腹になってしまい、次のラビオリは半分も食べられなかった……。とっても美味しかったのに、お店の人から「どうしたの?料理が口に合わなかった??」と聞かれたことがめちゃくちゃ辛くて、旅が終わってからもずっと心残り。

そしてこのお店での反省をきっかけに、「ディヴィディアーモ(シェアしたい)」という単語を覚える。イタリアでは一皿をシェアするという文化がないそうですが、一声かければ全然問題なさそうだった。アジア人は見かけから観光客だって分かりやすいし。

イタリアでの食事、だいたい通されるのは入り口付近の席で、酷いところだと露骨に西洋人に対する態度と違うところもあったんだけど、ここはそんなことなくお店の人もすごくフレンドリーで温かかった。そういうの気にする人にはピッタリかも(いちいち気にしてたらしんどい気もする)。

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次の日はスペイン広場からスタート。さすが「ローマの休日」の舞台、朝一番でもすごい人だった。ちなみに今は階段での飲食はダメだそう。

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こちらもイタリアといえばのスポット。街中にあり、スペイン広場以上にすごい混雑でした……。正直、あまり期待していなかったというか、有名なところだし見ておくか〜くらいの気持ちで立ち寄ったところ、とにかく美しく圧倒された。2015年11月に修復が終わったばかりということもあり、白く輝いていた。天気があまりよくなく、写真もうす暗いのが残念。

ベタにコイン投げもやってきました。成功しました。

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バチカン広場は通りすがりに写真だけ撮影。とにかくでかい。ローマについてすぐ、タクシーで前を通り「なんだこの大きさ……イタリア規模が違いすぎる……」と衝撃を受けた建物でした。

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この日のランチは2日目にして米が食べたくなりリゾット。しかし「shrimp」「cucumber」と書かれた1品しかリゾットがなく、リゾットにきゅうり……?と不思議がりながら食べたところ、これが意外とおいしかった。そういえばきゅうりの炒めものも好きだったなと思い出す。

ランチのあとは「トッレ・アルジェンティーナ広場」に猫を愛でに行ってきました。

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もともとたくさんの野良猫が住み着いていたことから、有志による野良猫・捨て猫のシェルターができたそう。遺跡には降りられないけど(道から地下を覗く感じ)が、シェルターには階段を降りて入ることができる。

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中に入るとスタッフの人が「日本人?猫は飼ったことがある?」と、とってもフレンドリーに話しかけてきてくれました。猫たちも人慣れしている子はケージの外に出されていて、安心してスヤスヤ寝ていたり、人間の足元にくっついてきたり。

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しかし遺跡で猫がくつろぐ風景というのはなんともほのぼの。歴史的なスポットにこういうシェルターができるのはすごいなあ……。


街中で見つけてふらっと入った教会。

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こういうレベルの建築物がゴロゴロ建っているのを目の当たりにして「あ〜私は異国に来ているんだ……」とじわじわ実感がわいてきた(遅い)。

そんなこんなでローマでの滞在を終えて、テルミニ駅から列車でフィレンツェへ。

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移動時間は1時間30分ほど。治安面に不安があっていい座席にしたけど、これでも日本の新幹線より安かった。飲み物もお菓子ももらえるし、午前だと新聞も無料。日本が高すぎるのか、イタリアが安すぎるのか……。

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街を出ると、窓からの風景は建物の群れから羊の群れに。地元の人にはなんともない風景なんだろうけど、リアル「世界の車窓から」を体験してテンションが上がる。

フィレンツェ

フィレンツェの街は、とっても小さくて、徒歩であちこち歩き回る感覚は、京都を思い出した。

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街をぷらぷら歩いていて「……!?あの文字読めるぞ??」と思ったらラーメン屋だった。ふいに日本語を読むと安心する。

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街の主要部にいくとき、必ず前を通るサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。天気がいい日は、白と緑とピンクの大理石がキラキラと輝いていてとにかく美しくて圧巻で、前を通る度見上げてため息が出た。ちなみにこの日は天気が悪い……。

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サン・ジョヴァンニ洗礼堂は小さいけれど静かで暗くてゆっくりできる空間だった。天井の絵がオリエンタルな雰囲気だったのも落ち着いた。

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これは天気がいい別の日。ジョットの鐘楼に登る。

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熱中症になるかってくらい暑い日で、登るのもかなり疲れましたが、登りきってフィレンツェの街並みを一望したときの感動といったら……。日本ではぜったいに見られない色。美しい。

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フィレンツェで楽しみにしていたサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。対面式の販売スタイルでちゃんと買い物できるのか不安だったけど、店内には3台ほど多国語に対応したタッチパネルがあり、日本語も完璧でした。さすが日本にも展開しているお店。スタッフさんにもらったカードをかざして、欲しい商品の画像をタッチするだけで、レジに行くともう商品が用意されている……!リアルカートシステム……!!

そしてテンション上がりすぎて外観や店内の写真を撮影するのをすっかり忘れる。歴史ある建物の中がいい香りで満ちていて、幸福になる空間だった……。

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これは帰国後に自宅で撮った写真。大事な女友達にチョコやせっけんを買って、自分にはサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局といえばこれ、というローズ水を購入。日本ではお高くてなかなか買えるものではありませんが、本場プライス+旅行の高揚感の中だったら買える……!

ヴェッキオ宮殿前にあるシニョリーア広場。彫刻がいっぱいあるのでふらっと立ち寄るだけでも楽しい。

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ヴェッキオ橋から見えるアルノ川。こういう雰囲気も京都を思い出す。

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ヴェッキオ橋を渡ったところにあるマドヴァグローブで、手袋を購入。またまた対面販売でドキドキしたけどこの頃になると少しずつ慣れ始め、たどたどしい英語とジェスチャーで欲しいデザインやカラーを伝えると、手練のマダムが私の手を見て触ってピッタリなサイズのものを持ってきてくれる。すごい。こちらも日本で買うより安かった。

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フィレンツェといえばTボーンステーキのビステッカ! といいたいところですが、胃弱のためあの量はとてもじゃないが食べられない……。ということで日和って食べたのがタリアータ。

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人気店らしくとっても賑わってた。2〜30分ほど待って店内へ。赤身肉でヘルシー!これなら私でも食べられる!めっちゃおいしかった……!

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夜は高台にあるダ・ヴィンチ広場で、夕景と夜景を楽しみました。

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だんだん暗くなっていって、暖色系の灯りがぽつぽつと点きはじめて……。とっても綺麗だったけど、昼間は暖かかったのに急に冷え込んで、上着を持たずに行ったため震えながらフィレンツェの街並みを眺めていました。寒さを我慢してでも見たい風景。


フィレンツェでとびきり最高だったのが、メルカート(フィレンツェ中央市場)。市場の2階が巨大なフードコートになっており、肉、魚、パスタ、スイーツ、ワインなどなど、フィレンツェ名物がここに来るだけで堪能できる。

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もともとフードコート大好き人間なので、好きになる要素しかないスポット。

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生ハム大好き人間(私)が美味しくて最高で「天国プレート」と名付けた盛り合わせ10ユーロ……!!

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贅沢すぎる黒トリュフのパスタ!!は、トリュフの風味を活かすためかほぼ味がなかった……。私にはまだ早い大人の味……。

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ビールはもちろんモレッティ。めちゃくちゃうまい……。

ちなみに好きすぎて別の日もまたメルカートへ……。

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トマトソースのニョッキ。

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めっちゃくちゃおいしかったブルーベリーのミニタルト。フィレンツェ名物牛もつ煮のサンドイッチ「ランプレドット」も食べたんですが、また写真撮り忘れた……。


最終日はかの有名なウフィツィ美術館へ。予約してから行ったのでほぼ並ばず入ることができました。

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とにかく広い&きらびやか。

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どれもこれもすごい作品ばかり(なはず)なのに、とにかく収蔵品が多すぎてほぼ流し見。贅沢すぎる。メディチ家すごすぎる。

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ボッティチェッリの「ヴィーナス誕生」!!!!!!!

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同じく「プリマヴェーラ」!!!!!!!

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レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」!!!!!!!!!!

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教科書でしか見たことない作品を生で見れる日が来ようとは……。いろいろすごすぎて言葉にならなかった。


昼食は、ウフィツィ美術館を出てすぐのところにあったサンドウィッチ屋で生ハムサンド。

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いつもなら長蛇の列ができるお店らしいですが、早い時間ということもありすぐ買うことができた。

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生ハムがはみ出るくらい盛り盛りなのにこれで5ユーロ……。天国……。モレッティの缶を買って、近くの広場に座って食べる。至福。

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デザートはジェラート。ホテルの近くにあるところ適当に選んでいったら、旅行中に食べたジェラートの中で一番と言えるくらいおいしいお店だった。ピスタチオのジェラート最高。

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そうこうしているうちにフィレンツェを発つ時間になったので、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。列車に乗る前にレモン味のモレッティ

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次は約2時間かけてベネチアへ。

ベネチア

「サンタ〜ル〜チア〜」でおなじみサンタ・ルチア駅を出たところの風景。

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ベネチアの印象は「ディズニーシーみたい……(ひどい)」。島全体が観光都市化していて、でも作られた古さではなく、自然な「古さ」と共存している、不思議な街だった。

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島内は車が入れないので、ヴァポレットと呼ばれる水上バスに乗って移動。

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これがポケモンGOで「徒歩」にみなしてくれるゆっくりスピードで、めっちゃタマゴ孵ってありがたかった(この頃にはだいぶ慣れてポケモンGOをし始める。ちなみにベネチアはレアポケモンがめっちゃ出没して、初ラプラスを捕まえた)。ただしずっと画面見てると揺れで酔うので注意。

宿の近くにあったワインバーがめちゃくちゃおいしかった……。夜は混みすぎて入れなかったので、ランチで利用。

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タコのサラダ。

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トマトソースのペンネ。シンプルなメニュー、シンプルな味付けなのにすごく印象に残った。夜も行きたかったなあ。

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ベネチアに来たらこれでしょということで、ゴンドラに乗る。

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天気が悪い……。

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ゴンドラは貸し切りだとどこも高いので、相乗りの格安ツアープランを予約したところ、乗車距離は短いし歌い手は違うゴンドラに乗って全然歌声聞こえないしで残念な体験に……。まあ乗っとくか、じゃなくて絶対乗りたい!という方はケチらずに貸し切りで乗りましょう……。


これは天気がいい日のサン・マルコ広場。

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広場の隅にはカフェテリアがずらり。お店ごとにステージが設けられいて、とっても立派な演奏が聴こえてくる。ちなみに演奏しているときにテラス席に座ると別料金がかかる。

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またまた鐘楼に登る。各都市で鐘楼に登っているのでまたかという感じですが、ここは!なんと!エレベーターがある……!

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本当に天気がいい日で海と空の青が爽快だった。

ちょうど、ヴェネチアビエンナーレ国際建築展の期間中で、アカデミア橋近くのFondazione Berengoというところで、ザハ・ハディドの回顧展をやってた。死去後初の回顧展とのこと。

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模型やデザイン画など、貴重な資料がたくさんあって、その美しい流線形を見つめていると、もしザハ・ハディドの国立競技場が出来ていたらなあという気持ちになった。でも、よっぽどのお金がないと、彼女が目指す建築物は造れないんだろうなあというのも理解できた。

同行者に連れて行ってもらったティラミス屋さん。

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コーヒーとチョコケーキが食べられないんですが、これならピスタチオだけっぽいし……!と思ったらやっぱりエスプレッソ染み染みの生地が底の方に……。でもピスタチオクリームは本当においしかった。甘いもの好きな方におすすめです。

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とある日の夕食。生えび。

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シーフードリゾット。

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おいしい。おいしいんだけど……ベネチア、とにかく物価が高い!! 観光地価格。でも海の幸好きにはたまらない街。


ベネチアで楽しみにしていたのが、ブラーノ島。ヴァポレットに乗って行ける旅行中の小旅行。

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ガイドブックで見て、カラフルな家の写真に一目惚れして絶対行きたいスポットに。漁から帰ってきたとき霧の中でも家を見つけられるように、という理由でカラフルにペイントしているんだとか。

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ブラーノ島は「レース編み」が名物で、島中のお店でレースを売ってた。

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歩くだけでも楽しい街並み。1時間ほどブラブラして、ビール飲んで本島に帰ってランチ。

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豪華なシーフードの前菜盛り合わせ。ポレンタうまい……。

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ポルチーニ茸のパスタ。きのこ好きなので生のポルチーニ茸食べられるのうれしい。


この頃になると旅も後半で、かなり疲れが溜まってきていたので、あまり無理はせずゆるゆると過ごす。アパートメントホテルを借りていたので、洗濯したり、スーパーで食材を買ってきて家で料理したり、ポケモンGOしたり。旅には休憩も必要。


最後の夜は、ベネチアで必ず食べたかったクモガニのサラダを食べにレストランへ。

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観光客に冷たい(観光で成り立ってる街なのに!)お店で残念な気持ちになったものの、料理には罪はない。抜群においしかったけど、お店紹介はやめておきます……。
でも念願のクモガニのサラダ食べられて幸せ!!!!


次の日の朝、また鉄道に乗って最後の街ミラノへ。

ミラノ

ミラノで出迎えてくれたのは、白亜で美しいミラノ中央駅。

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4都市目だけど、どの街もターミナル駅を出たときの雰囲気がまるで違う。

最後ということで、ドゥオーモ真横のいいホテルに泊まりました。

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しゃ、しゃれ……

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おつ……。

お値段もお高いですが、デザインだけじゃなくサービスもいいし過ごしやすいしで大満足でした。

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チェックインのあとは、いろんな有名店が並ぶガッレリアへ。

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壮観……。

街ぶら中に、揚げピッツァがめっちゃくちゃおいしいお店に行ったんですがまた写真撮るのを失念……。アッツアツで並んでも食べたい!やつでした。

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そしてこのお店の横に、なんとおにぎり屋が……!餃子も売ってる謎のおにぎり屋が……!

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食べちゃうよね……。お米がややパサパサしていましたが、おにぎりでした。わさびが付いてきて謎だった。

ちなみに、あとで買い物したお店に日本人のスタッフさんがいたのでおにぎり屋について聞いてみたところ、ミラノは日本人がけっこういて、日本人がやっている飲食店も多いんだそう。ここも日本人がオーナーだったりするのかな。


ミラノでの目的は「買い物」ということもあり、1泊2日で行程を組んでいたけど、正直、足りなかった……! 服好き、特に靴好きにはたまらない街でした。個人経営の小さなセレクトショップ、オリジナルショップがずらずら並んでいて、どこもかわいすぎる……。もっとじっくり品定めしたかった。

好きなブランドの本店に行ったり、チェックしていたバレエシューズのお店に行ったりしたものの、そこではピンとくるものがなく、結局買ったのは全く知らないブランドのピンヒールパンプス。ディスプレイされていた靴たちがシンプルなのにとってもきれいで、ふらりと立ち寄りました。

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職人が一足一足手作りしているそう。普段なら「ちょっと大人っぽすぎるかも……」と回避するデザインだけど、試しに履いてみたところ、脚全体をとっても美しく見せてくれる一足で、一目惚れしました。

http://www.alfonsogarlando.it/

ミラノのドゥオーモも、また趣が違って優雅。夜が特に美しかった。

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イタリア最後の晩餐(本物の「最後の晩餐」はかなり事前でも予約取れなくて諦めた……)ということでピザを食べに。

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ラスト生ハム。イタリアの生ハムおいしかったなあ。

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締めはやっぱりジェラート。ドゥオーモ近くにあるここ、おいしかった。

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イタリア最終日。朝早くからドゥオーモへ。

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ミラノのドゥオーモは屋上に登れる。そんなに高さがあるわけではないけれど、空の青さが相まってすごく美しい景色が楽しめる。

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修学旅行生(?)がハイテンションで騒いでて先生に怒られていた。こういうのって世界共通なんだなあ。


屋上から降りた後、カンパリ発祥のバールへ行って昼飲み。

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バールのシステムがよく分からない&店の定番である「カンパリソーダ」を頼もうとすると「ない、ない」とジェスチャーされて何だかよく分からないカクテルが出てきた……。最終日にこんなふうに言葉の壁を感じると思わなかったけど、これはこれでいい思い出だよね、と思うことに。ちなみに他の客にはカンパリソーダ、出てました。


そんなこんなでミラノの市街地をあとにして鉄道でマルペンサ空港へ。途中、ヨーロッパ限定ポケモンのバリケードがシルエットで現れたけど結局ゲットできず悔しい思いをした。もっと真剣にポケモンGOしておけばよかった。


お土産買うしと思って早めに空港についたら、フライトはまさかの2時間遅れ(前日にメールが来てたのに気づいてなかった)。行きはエンターテインメント機器が全滅で自分たちがどこの上空を飛んでいるのかもわからない状態の12時間フライトだったし、免税手続きもしそこねるし、最後まで「らしいなあ」という旅行だった。


でも行きの機内では緊張しすぎて飲めなかったモレッティの缶ビールを、帰りは何も気負わず楽しむことができた。イタリア、いい国でした。

(そしてなかなかブログが書けず、ゆっくりまとめてたら数ヶ月が経ってしまった)

イタリアに行ってきた【座学編】

いろいろあってイタリアに行ってきました。旅の思い出を振り返るため、出発〜帰国までを書き残しておきます。こちらは、情報収集や買ってよかったものなどをまとめた座学編です。


まずは旅程を組む

海外に行くのは十数年ぶり2回め。これまたいろいろあり、海外旅行初心者なのにツアー旅行ではなく個人旅行で行くことになり、まずは旅程を組むためガイドブックを購入しました。

[asin:4478046255:detail]

書店でパラパラと眺めて、いちばん情報量が多そうと思ったのがこの2冊。さすが地球の歩き方。本家の方は観光スポットやその土地の歴史、海外旅行のコツなどがじっくりしっかりまとめられていました。しかしショッピングやレストランの情報など、街歩きのための楽しげな情報は少なかったため、ムックの方も購入。どちらもいい感じに情報がまとまっていて、めちゃくちゃよかったです。あと読みやすかった。

この2冊を熟読し、ローマ、フィレンツェ、ベネチア、ミラノをめぐる旅程にしました。ベタ中のベタだけど、初心者にはベタがよかろうということで。航空会社は飛行機が苦手ということもあり、直行便(いちばん乗機時間が短い)のアリタリア航空に決定。ガイドブックには成田-ベネチアの直行便が就航!と書いていましたが、なんと1年ちょいくらいでなくなったらしく、この旅行のときは成田-ローマ&ミラノのみでした。

https://www.alitalia.com/ja_jp/

なんせ使いづらかったアリタリア航空のサイト。航空券を手配してから、いろいろと悪名高い航空会社であることを知り(今はエティハド航空が出資していて、だいぶよくなったという情報も)乗るまで震えていました。結果、機材の不調でエンターテイメント機器が使えなかったり(行き)、ブランケットから生乾き臭がしてめちゃくちゃ臭かったり(交換してもらった)、出発が2時間半遅れたり(帰り)、いろいろあったものの、ロストバゲージはなかったし、やっぱり直行便楽だしということで、まあオーライかなという感じでした。

イタリア国内は鉄道移動がよいということで、トレニタリアで手配しました。

Renfe

こちらも公式の日本語サイトがあります。予約しやすかった!ガイドブックや「イタリア 鉄道」でぐぐったら表示されるのが「レイルヨーロッパ」のサイトで、最初はそちらで予約していたんですが、エラーが発生しまくって、予約したはずなのにできていなかったりトラブルが続き……。ものすごいストレスで何とかならんかと調べていたところ、公式サイトに行き当たりました。なんだあるんじゃん公式!しかも手数料を取られていたのかレイルヨーロッパより安いぞ……?というわけで、ぜんぶこちらで手配しました。

日本より値段が安いし、鉄道車内の治安が不安だしということで、すべてグレード高めのビジネス(グリーン車みたいなもの?)を手配しました。ドリンクサービスがある、椅子が快適、何より1車両に人が10人くらいしかいないため雰囲気が落ち着いてて、治安がめちゃくちゃよかった。それでも、日本の新幹線より全然安いし。

乗車券も、プリントアウトしたものを持っていけばOKで、かなり便利かつ楽でした。

出発までひたすら調べ物

旅程も決まったし、航空券も決まったし、あとはどこを観光するか決めよう〜!と、普通ならワクワクするゾーンに入るわけですが……。私は心配性+不安がり+小心者というスペックで、だからこそこれまでほとんど海外に行ったことがありませんでした。英語はほとんと喋られないし、イタリアはスリなどの犯罪が多いと聞くし、そもそも私は普段からちょっとした運が悪くて、これまでの国内旅行も何度か不運に見舞われており……。ものすごく不安で不安で、このとてつもない不安を埋めるためには知見を溜めるしかない!と思い、ひたすら海外旅行やイタリアについて調べました。

便利だったのが、Kindle Unlimited。ちょうど無料期間だったので、「イタリア」で調べて出てくる本を読み漁りました。どうやらKindle Unlimitedは、個人が出版している電子書籍が多く対象になっているようで、さまざまな人のイタリア旅行記がヒットしました。大手が出しているガイドブックはやっぱり、「大きな情報」しかなくて知りたかった&知らなかった「小さな情報」は、こういった書籍のほうが充実していました。座学にはぴったりです。

[asin:B01GIEZ1BO:detail]

[asin:B00VPQKMKG:detail]

上の3冊は特に役に立ちました。下のFIGAROは、お店情報を調べるのによかったです。

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あとは、はてなブックマークで「イタリア」「イタリア旅行」などで検索して、ヒットしたイタリア旅行記などを読み漁りました。ブログも「小さな情報」がたくさんあるので、とっても便利でした。他の方の旅行記を読むと、勇気が湧いてくる……。

はてなブックマーク

防犯情報は、外務省の海外安全ホームページに、在イタリア日本国大使館と在ミラノ日本国総領事館がまとめたPDF資料があったので、そちらを熟読しました。ストライキ情報は、HISのブログを逐一チェックしていました。(ストに遭遇しなくてほっ)

外務省 海外安全ホームページ|安全の手引き イタリア
イタリア観光ブログ

イタリア語も勉強しなくては! ということで、いろいろ調べたところ、こちらの本が評判よく、アプリ版を購入しました。

https://appsto.re/jp/GN0au.i

単語や会話をタップすると読み上げてくれるので、発音の勉強にもなりました。ほか、この本になかったり、よく使いそうな会話は他のガイドブックで調べたり、ぐぐったりしてメモ帳にまとめてもっていきました。ほか、英語も基本を復習したりしました。

情報を知ることによって、徐々に不安感が減ってきて、その代わり「楽しみだな」と思うことが増えていきました。ただ突然、不安が襲ってくる日もあり、そんなときは同行者や同僚、海外旅行経験がある友人にひたすら話を聞いてもらいました。

いろいろ予約する

イタリア国内の主要な美術館や博物館は、だいたいオンライン予約に対応していました。サイトはイタリア語か英語か、という感じでなかなかハードルが高いですが、親切に買い方をまとめている日本語ブログがたくさんあるので、スムーズに購入できました。予約完了メールはGoogle翻訳などを使ってなんとか解読しました……。あらかじめプリントアウトしておいて、窓口で見せてチケットと交換、というケースが多かったです。場所によりますが、ほとんどカード決済対応です。

だいたい4ユーロほどの予約手数料がかかりますが、イタリアは世界的に見ても有名な美術館や博物館が多く、チケットを買うまでに行列必至なので、シュッと入りたい方は予約していくことをおすすめします。なお、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の「最後の晩餐」は出発1ヶ月くらい前ですでに完売していました……。サイトで売り切れていても電話(英語)すれば取れることが多いらしいですが、私は断念。旅行代理店でもチケットを販売しているものの、時間が選べなかったり、公式サイトの3倍近い値段を取られたりするので要注意。どうしても行きたい方は早めの予約をおすすめします。

インターネットをどう確保するか

海外に行くにあたり、一番心配していたのがインターネット環境。イタリアはそこかしこにフリーWi−Fiがありますが、いつ何時でもインターネットにアクセスできる環境がないと死んじゃう。

最初は、海外レンタルできるモバイルルーターを検討していたのですが、少し前にヨーロッパ方面に旅行した同僚から「回線が重いことがあるし、そもそもルーター自体持ち歩くのが面倒」と聞き、現地でプリペイドSIMを購入することにしました。

イタリアってどんなキャリアがあるんだろう?と思い、いろいろ調べていたところ、素晴らしすぎるサイトに出会いました。

http://puntoita.webcrow.jp/sim.html

情報量めちゃくちゃすごい……!!!すさまじい情熱を感じる。素敵。

こちらのサイトを参考に、もろもろ検討して、TIMという会社の「TIM for Visitors」にしました。TIMは空港や駅、主要な街などにいっぱいお店があって、とくに空港や駅は旅行者向けの説明書などもあってサクサク契約できました。私は、ローマ・フィウミチーノ空港の到着ロビーを出て右にあるところで購入しました。着いてすぐインターネット環境をゲットできたのは本当に便利だった……。(実際、使えるようになるのは契約から2時間後くらい)

情報をまとめる

ガイドブックを買ったものの、観光中は持ち歩きたくなかったため、行きたいスポットや列車の時間、気になる情報などは、すべてGoogleドキュメントにまとめていました。オフラインでも見られるので、「あれなんだったっけな」というとき便利でした。共同編集もできるので、複数人で旅行に行くときも便利そうです。

Google ドキュメント - オンラインでドキュメントを作成、編集できる無料サービス


こんな感じ

ガイドブックやブログで気になったお店は、トリップアドバイザーのアプリにひたすら保存しました。

トリップアドバイザー: 口コミを参考に、料金を比較して予約

口コミもすごく参考になりました。ただし、トリップアドバイザーは飲食店の情報は多いものの、ショッピング情報が少なく、GoogleMapの保存機能も併用しました。あと、トリップアドバイザー、住所や位置がめちゃくちゃなことも多く、UIもいいとは言えないので、どうしても行きたいお店がある場合は、飲食店でもGoogleMapに保存しておいた方が役立つと思います。

買ってよかったもの

旅行に行くためにはいろいろ準備せねば!ということで、いるもの、ほしいものリストを作り、実店舗やネットで購入して少しずつ準備しました。特にあってよかったな〜と思うものたちはこちら。

機内で大活躍しました。2ペア入り。周りの話し声や雑音、ジェット音などがスッと消え、めちゃくちゃ安眠できました。しかし行きの機内で片方なくしてしまい、1ペアしか持って行っていなかったため、帰りに空港で適当なものを買ったら、性能が違いすぎて驚きました。科学の耳栓すげえ……!しかも帰りでも片方なくしてしまったので、念のため2ペア持っていくことをおすすめします。

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旅行中、めちゃくちゃ歩き回るし、ベッドが体に合わなくて痛いしで、この2つ、めちゃくちゃ役立ちました。飛行機に乗るときに貼ってもヨシ。もう若くないので、体のケアには気を遣いました。薬もロキソニン、抗アレルギー薬、葛根湯などなど、多めに持っていきました(結果とても助かった)。ヘパリーゼの錠剤も持っていきました。疲れやすい人、胃が弱い人におすすめです。

これまたベタですが、みそ汁もやっぱり助かりました。アマノフーズのフリーズドライみそ汁、お湯注ぐだけなので便利だし、出汁が効いててめちゃくちゃおいしかった……!なんだか胃が落ち着かないときに飲むと、ほっとしました。特になめことあおさがおいしかったです。

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これは大量パックだけど、スーパーにいくとバラ売りしています。

www.muji.net

無印の旅行&携帯品グッズはかなり役立ちました。たまたま見付けて特に気に入ったのがこれ。綿棒がないと生きていけない人間で、これまで旅行に行く場合はティッシュペーパーにくるんで持って行っていたので、このグッズの導入により超進化しました。こんな便利グッズがあったとは……。けっこうたっぷり入ります。

何よりよかったのは、RX100。

デジイチを持っていくのは疲れるため、この機会にコンデジがほしいな〜と思いカメラ好きの同僚’sに尋ねたところ、RX100シリーズをおすすめされました。RX100シリーズは初代から、現在はM4まで出ていますが、値段的にも機能的にも気軽な一台が欲しかったので初代を買うことに。

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結論、めちゃくちゃいいカメラでした。スッと撮っただけでもものすごくきれいにとれる。軽いしスリムだし持ち運びもしやすい。このカメラがあったおかげで、旅が何倍にも楽しくなりました!これからの旅行に持っていくのも楽しみ。

さて座学編はこんな感じです。旅行記をまとめた実践編は下からどうぞ。